イギリスの酒好きは
BARとかで最後に飲む酒を
こういうらしい
"one for the road"
「帰り道の為の一杯」
まだ飲んでいたいけど
そろそろお開きにせなあかんし
これ一杯飲んだら
満足して帰るわ…って時に
使うんやろなぁ
店をあとにする時の
最後の一杯に対する感慨深さを
一言で表した良い表現やと思う
そして、誰かが最後の一杯を宣言すると
別の誰かが言葉を返す
"and may you know every turning"
「家までの曲がり角を間違えるなよ」
なんか、映画のワンシーンみたいで
ええなって思う
ウイスキーと出会ってから
いろんなウイスキーの味が知りたくて
色んなウイスキーを
色んなBARで頼んできた
最初に俺が出会った
"one for the road"
は、マッカランやった
"one for the road"
「親しい友人と別れる際に飲む一杯」
って意味もあるらしい
仲間との最後の乾杯はまた格別で
かならずまた一緒に飲もうって
誓いの乾杯でもあると思う
二人の異なる道が
いつか交わり、一つの道になり
また酒を酌み交わせる事を祈る酒
「(この場へと続く)帰り道の為の一杯」
その為に、お互いにこう言おう
"and may you know every turning"
「帰り道を間違えるなよ」
なんちゃって(笑)