こんにちは。チョークアートのCountry Bearの小林裕子です。
コミックの『ブルーピリオド 11巻』が出たので読みました。
ブルーピリオドは芸術大学の現役合格目指して頑張る少年のお話です。美術の話題が豊富で一気読みしました。
ネタバレしちゃうと、苦難の末に主人公は現役合格を果たすのですが、大学入ってからもこれまた大変❗️ 毎回、そう言うものなのかと新しい世界を覗いた様な気持ちになります。
今回の新刊は…主人公は恩師の経営する【子ども絵画教室】にアルバイトすることになります。
思い思いの絵を描く子供達にかける言葉。
これに本当に考えさせられました。
大人のかける言葉って、本当に気をつけなくちゃいけないのね。
その子の才能を伸ばすか、摘み取ってしまうかは、言葉次第なのだと本当に怖い事だと感じました。
親の何も考えていない無神経な言葉や態度に子供の心が壊れて…絵から離れていくエピソードがあるのです。
親が深く考えずに『ほら、あの子のあの絵みたいなの描けないの？』なんて言おうものなら、伸び伸び描いていた子が、自信がなくなり描けなくなってしまう…。
私の父はその点は、上手だったな。
一緒にカレンダーの裏にお絵描きした事が楽しかったから、私は今も絵を描いています😊💕
大人の生徒さんへかける言葉だって、ちゃんと考えないといけないですよね。
絵を教える…って、簡単ではないのかも。
同じことを何人かの人に同じ様に伝えても、受け取る側の受皿の状態で、その結果は全く同じ様にはいかないのかも…。
習う側も、どんな事を自分が学びたいのかハッキリしている人はしっかり掴み取ってくれる。
『この人のこんな所を学びたい。』そういうのが明確ではないと、なかなか自分のしがらみから抜けきれないし、新しい事を吸収しづらいのかな？
何の為に私から習ったのかな？
そんな事をごく稀に思ったこともあります。
この人にこんなこと聞いたら悪いかな？ 絵を見てもらったら悪いかな？ …私の場合はかえってどんどん連絡取って聞いてくれる方が嬉しい。もっと良くなる様にお手伝いしたくなります。
ちゃんと絡んで、ちゃんと吸収してくれた方が私は嬉しいなー。
（似顔絵講座は似顔絵が完成するまで無料でアドバイスしています😆）
自分も学ぶ時は、ちゃんと学ぼうと心が引き締まりました。
話はブルーピリオドに戻ります。
10月からアニメ化されるので、とても楽しみです😊💕
ご興味がある方は是非❗️