あいにくの曇天でしたが、
早起きして江之浦測候所、午前の部に。
根府川駅に10時前に到着。




















朝のうちは濃い霧がたちこめ、小雨が降ったりやんだり。
薄曇りのなか、細かい水の粒子があたりに満ちたような天候で、石と緑と海の青と神社の赤などさまざまな色彩がみずみずしく鮮やかでした。
異空間が心地よかった。

わたしはこの日、だいだい色で透ける素材のトレンチコートを着ていたのですが、測候所内で知らない女性に「そのコート、いい色ですね。ここの緑や海の色にとても映えていますよ。お似合いです」と話しかけられびっくりしました。
訪れる人も色彩感覚が鋭いのだなと思いました。

夏至、冬至、そのあいだの四季折々や、晴れの日、雨の日、そのあいだのいろんな天気の日にも行ってみたいと思いました。

山の中を歩いているとき、奈良で談山神社の裏の山の中を歩いたときの得体の知れなさを少し思い出しました。
(江之浦測候所は奈良の山よりは人工的で怖くなかったですが)