これまで無縁と思っていた自然の脅威を感じた。
3月11日の東北での大地震、まさか自分の身近でこのようなことが起きるとは。
いつも通りオフィスで仕事をしていただけなのに。すべてが一変した。
電車は動かなくなり、携帯は通じず、寒くて不安が募る夜に、会社から家まで2時間以上かけて歩いて帰った。
日々増えていく死者・行方不明者の数、被害の拡大、二次災害。
スーパーには食べ物がなくなり、水がなくなり。
さらには原発の影響で東京の水道水が汚染され、乳幼児には安全でないとのこと。
今回の地震を通して強く思った。すべては当たり前じゃないということ。
スーパーに行けば当然のように買えていた食べ物、水。
オフィスでつける電気の明かり。
水道をひねれば飲める水。
数分おきに乗ることのできる電車。
寒い部屋を暖めるエアコン。
心穏やかな日々。
きれいな空気。
そして、家族の存在さえ失った人も大勢いる。
これらが一瞬で、手から砂がこぼれおちるように無くなり、ある時を境に当たり前じゃなくなっていくことを知った。
今回の災害で亡くなった方、その家族の方のことを考えると、本当に胸が痛い。
もしかしたら自分であったかもしれない。
これまで、これほどまで身近に、自分と重ね合わせて感じたことがあっただろうか。
大切な人を失くした人に、元気を出してなんて到底言えない。
ただ、少しでも早く、ちょっとずつでもいいから、心の平安が戻りますように。
そしてそこからは復旧に向かって、皆でがんばっていけたらいいと思う。
過去のことを考えたって、日本は絶対に復活できる。
地震があって原発のことで、一時は九州の実家に帰ろうと思ってた。
でも、今自分に何ができるか考えた。
それは、東京でこれまで通り、いやこれまで以上にがんばって経済活動をしていくこと。
仕事が滞らないように回す、これまで通りに買い物をする。
微力ではあるけれど、少しでも早く日本が立ち直れるように自分に出来ることをやっていきたいと思う。