いやぁ。



またしても

ボディーブロー。



彼は

女がいつも居た人生だった。



女が切れた時がない人生だそうだ。



貴女と別れても

必ず女をつくると。



私は既婚者だから

一番リスクがあって

一番やってダメなことで

一番別れたい女

だそうだ。



それでも

一番会いたくなる女だから

困るんだよ。


と、常々言ってる。



女がいない人生は考えられないと。



人生は流れだから

色んな女と流れてきて

今は、貴女と流れに乗っているんだ、と。



私は

前の彼女から別れを切り出されてからも

会ってるんじゃないかと思ってたけど



既に

違う候補がいるらしい。



私とは

いつ終わってもおかしくないから

候補が既にいるんだと

直接、言われた。



萎えた。



胃の辺りがギュッと苦しくなった。



何人いても

おかしくないような男ではある。



元彼女だとばかり思っていたけど

予想してない方向からきた

ボディーブローに

苦痛を感じた。



恋の始まりは

なにものにも変えがたい

楽しさがある。



彼との始まりも

楽しくて仕方なかった。



その楽しさを

彼は

早くも着手していたのかと思ったら



苦しくて、萎えた。



はぁ。

なにそれ。

もう、他に居たんじゃん。



嫌な気持ちを

そのまま出した。



貴女とダメになったらの話だろ。


俺の中で次の候補であって

まだ何も相手に言ったわけじゃない。


貴女の方が良くて

貴女と会いたいから

こうして会ってるんだろ。


と、


同然のように平然と言う男。



次の楽しみを見つけていることに

悔しさが出て、萎えた。



俺は

どんなに女をつくっても

離婚することはないから


でも

彼女は欲しいんだ。



誰かはいてほしい。



それが今は貴女でしょ。


貴女とダメになったら

俺どうする?

誰も居なくなるんだぞ。

それは淋しいだろ。


と、常々いう。



あぁ、そうか。


誰か居ればいいんだな。



私じゃなきゃ駄目とは

捉えてないんだ。



私は、


私だから

会ってると思ってたけど


私と会いたいから会ってると

思ってたけど



そもそも

捉え方が大きく違っていたんだなと

感じた。






何かするなら

彼が良くて


彼と会いたい一心だったけど



そもそもが違うんだ。と

淋しくなってしまった。



そうかぁ。



あの日も、あの日も

いつ何時も

夢みごごちは

私だけだったのかぁ。



彼は

そうではなくて



彼の都合良く会える

彼の言うことを聞く

彼がそこそこタイプの女であれば

善かったんだ。



都合良く

性欲を叶えられて


都合良く

他の人に彼女がいることを自慢できれば

それでいい人だったんだ。





今の女とダメになったら、 と

候補を見定めてる人だったんだ、と



何時なんどきも



引っ掛かりそうな女に

目星をつけていたんだ、と



淋しくなってしまった。




私は

何かを期待していたんだろうな。



何かを期待していなければ

例え

私だけが恋い焦がれていたとしても

そう思えただけで良いはずなんだ。



何を

どんな風に期待していた?




私と一緒の気持ちだったらいいな。


私が好きな気持ちくらい

同じ気持ちだったらいいな。


彼に会いたくて

愛おしくなる夜



彼も

そんな気持ちだったら

乗り越えられそうだな。



もしかして

彼も

結構、私を

好きなんじゃないかな。



一人じゃ力が出ないけど

二人なら頑張れるんじゃないかな。



女好きと公言し

自分に正直に生きる彼だけど



その中での

特別、

別格な女になりたいな。



どこかで


恐ろしくおこがましい私が

出ていたかもしれない。



どこかで



他の女に目もくれられないように

私と出会って


お前と会うための女遊びだったと



彼を

更正させようという



あまりにも気持ち悪い私が

出ていたのかもしれない。



人が人を変えようなんて


私が誰かにそうされたら

殺意が出るかもしれない。



彼がモテるのは

彼の資質と才能なんじゃないの?



それを

はい駄目ー。とするのは


あまりにも私の身勝手ではないかな。



私の思う

私の理想にしてやるぞ。


私の思い通りになれよ。


私を不機嫌にするな。


私を悲しませるな。


この私を

悩ませるな。


お前は

私だけを見て

私だけを愛することに専念しろ。



いつの時代の支配だ?


今はなに時代だ?


私は何者だ?



私の狭い世界に

彼を閉じ込めようとしていない?



私は

自分の自由を求めているのに


私は

彼を自由を許せない。


私はいいけど、貴方は駄目。



小学生のいじめっこみたい。



ただ、


そうかもしれない私だけど


候補がいる。

の言葉の余韻は


まだ肉体に

鈍痛のような感覚があって


まだ、萎えている。