人間はやっぱり自分の経験の範囲でしか
物事を察せないものなのだろうか?
知らない痛みは察せない・・・・
何だかんだ言ってみてもそういうものなのかもしれない。
こないだ友だちに新しい彼が出来たという事で紹介してもらった。
とっても気さくな人でお話しも面白くて、素敵な人だった。
だた、話の中で少しだけ「怖い」と思った瞬間があった。
その2人はお互い別に長年付き合っている彼氏・彼女がいる状況で出会って、
惹かれあって、お互いの彼氏・彼女と別れて最近付き合い始めたばかり。
会話の中で、お互いの元彼女・元彼氏の話が出てきた。
その時、2人が
「やっぱり似た者同士が上手くいくんじゃないかな?
結局、俺たちって似てると思うんだよね。
だから極端な話、俺の元彼女と○○(今の彼女)の元彼氏が
付き合ったら性格的にぴったりなんじゃないかと思うんだよね~」
と言っていた。
これはあくまで冗談の一種だし、当人たちにとって深い意味などない。
けれど、そういって笑い合う2人を私は一瞬、怖い、と思った。
長年付き合って、振られてしまった元彼女・元彼氏の
痛みを私がわかるわけではないし、その場に合わせて
相槌を打っていた私も私だけど。
人は幸せな時は人の痛みには鈍感なのかもしれないし、
恋愛というのは概してそういうものなのかな?
ちなみに2人は異性に振られてしまったとか、そういう経験がないらしい。
知らないものはわからない?
知らない、というのは、幸運な偶然の産物であって、罪ではない?
別居前の私だったら
この発言にある種の怖さなんて感じたりしなかったのかもしれない。
目も前の幸せそうな2人以上の風景に想いを廻らせる事もなかったのかもしれない。
別に痛みを知る事、分かる事が高尚なことだとか、そういう事が言いたいわけではない。
ただ、やっぱり人は知らない痛みは察せないものなのかもなぁ、と思った。
私にも察せない痛みや苦しさが世の中にはたくさんあって、
私が何気なく話した言葉で、誰かに「怖いな」なんて思わせてきたのかもしれないんだなぁ、と。。。