改めまして、「ようこそ、ミナト先生」
東京公演、大阪公演とお疲れ様でした〜!!
無事に完走できて私も嬉しかったです〜!!!
この記事は、
「ようこそ、ミナト先生」
これまであちこちで書いた追加の感想のまとめです。
順番はめちゃくちゃです。
お芝居系
①序盤の及川とミナト先生のシーンにメインが移る時に、ミナト先生の「転校?」っていう台詞から始まったと思うんだけど、
その台詞ってミナト先生はインしてすぐ言うのよね。
ただでさえ裏芝居からメインに戻ってくるからタイミング間違えないようにしないといけないのに、めちゃむずくない?って思いました。
相葉くん自身は裏にいるからもちのろんメイン芝居の役者の台詞キューで入ってきてると思うんだけれど、入ってきてから「転校?」のセリフのタイミングは照明と役者とが合わないと変な間ができそうだなって思いました。
このシーンとは関係ないけど、
写真持って入ってくるのも、そんな感じで裏芝居からすぐにメインに移る気がするから
いろんなところに気張ってないとタイミング難しそう。
出産シーンも、分娩室と外、分娩室の中だけでも美樹さん側と相葉くん側でしょっちゅうメインが切り替わってたから裏芝居大変そうだなあ、って。
②伊吹は由佳子先生が好きなわけだけれども、
出産シーンの後の由佳子先生とミナト先生がハグしてショック受けて部屋から飛び出る時とか、
ミナト先生に挨拶する由佳子先生とかを見てちょっと悲しそうな顔をする伊吹が本当に見てて苦しかった。
頑張って「月が綺麗ですね」って由佳子先生に言ってみたけど、、っていうのがねえ、、、切ない恋だねえ、、、、(誰)
対由佳子先生の伊吹の顔、つまり龍臣くんのお芝居がとても良かったデス。
③相葉くんのセリフに、「だから違うって言ってるだろ!」とあります。
その言い方が違う日がありました。
初日に見た時はこのフレーズを一気に叫んだ印象だったけれども、
17日は「だから!!!!違うって言ってるだろ!!!」って感じだったんだよね。
ここのシーンは湊が1番(?)叫ぶシーンだからよく覚えてるんだけれども、冷静に言い方が違ったなあ、と。
こういう芝居は決めちゃいそうだから(キュー的にも流れ的にも叫び方が決まりそう、意)
演出じゃなくて芝居に呼応してのこれだったら相葉くんはめちゃくちゃ湊を生きててすごいなあと思う。
超絶余談ですが、このシーン、つまり植村が写真に見入る前のシーン(湊が及川に過去の話をしていて、植村たちに気づいた後のシーン)の後半の相葉くんはめちゃくちゃ良かった気がする。
17日の公演は全体的に噛んだり裏でスタッフが転んだ(?)りしていた印象だから結構危なっかしい回だったように思うんですが、ここのシーンはとても良かったです。
④出産シーン、衝立に足取られて衝立ずらしちゃって、裏芝居入った時に衝立を直す相葉くん(17日)
(そして他の回でも同じように衝立ずらしてるらしい)
あとは、楽回はベンチに足ぶつけてた。
(ぶつけるというか足を取られるというかなんというか)
(そのせいでカメラのくだり衝立の下から覗かなかったよね?あれ?←記憶)
楽回の出産シーン終わりの暗転、
暗転中の芝居長かったなあ。私が行った中では一番長く台詞がよく聞こえた。
⑤この流れでついでにラジオ体操も私が行った中では楽回が一番長かったな〜。 ラジオ体操の話はまた後で。
⑥そういえば最後のシーン、植村が投げた封筒を取ろうとして、相葉くんが封筒をつかみ損ねた回があったな。17日だっけな。
⑧割と毎回誰かしらちょっとずつ噛んでたのかな?
でも台詞すっ飛ばすとか大きい言い間違いとかなかったですか?そういう回に入ってた人いますか?(ここで聞くな)
忍成くんが私が行った中ではよく噛んでた印象。たまたま?
忍成くんも相葉くんも割とその日のテンションで言い方が変わるタイプの役者なのかもしれないなあ、と思うなどもしたり。というか観た感想としてはそういう役者が多そうだなあ、とも思ったり。
⑨楽回の写真入れた額縁の紐が取れちゃってたハプニングの一連のメモ
お祭り準備の日永ホームのシーン、
相葉くんが両手に写真(額縁)を2枚持って入ってくるんだけど、
そのうち1つの額縁の壁掛けの吊り紐が片方取れちゃってて紐がぶらーんってなってて。
そのシーンって、相葉くんが入ってきて写真の説明する結構重要めのシーンなので、紐に引っ張られて台詞躓かないか見ててドキドキした。
相葉くんは途中で紐が外れちゃっていることに気づいていて、途中でぶらんぶらんしないように右手で押さえて持ってた。
(それでも紐が長くてぶらぶらしてた)
神社の石灯籠の写真を両手で持とうと、その写真から右手を離した時にその紐が指に引っ掛かっちゃってた。
そのシーンが終わって町長たちの宵闇タイム説明シーンに移行して、
相葉くんたちが裏芝居に入った時に、一生懸命額縁に紐を付けてた。花音ちゃんと頑張って付けてた。
無事つけ終わって、花音ちゃんが壁にその写真をかけるんだけど、
動揺してて?か時間の問題(次のシーンで宵闇タイムのポスター貼りにくる)で、壁にかけた写真が斜めのままになっちゃってて。
ポスター貼ってる相槌ブラザーズの浅見さんが直してくれてた。
お芝居は順調に進んでよかった。
現場からは以上です。
(役名と役者名がゴチャゴチャ)
⑩楽回の雑多メモまとめ
・かたつむりの楽譜の紙を持つ時に右手滑らせちゃってて「あ!!」ってなる相葉くん。
・最初の「ハツさんワイヤーメッシの柵!」のところ、猪の柵のジェスチャーは右手だけでやってた相葉くん。
(ここ両手でやってなかったっけ?と思ってたけどWS確認したら右手だけだった、、、じゃあずっと右手だけかな。)
・靴脱いで一瞬よろけちゃう相葉くん。(確か腐葉土渡したあと)
・最初デジカメ表裏逆で持ってた相葉くん。
(いつもはデジカメを片手に持っててそのままスムーズに両手持ちして電源つけて写真撮るんだけど、楽回は両手に持つタイミングでひっくり返してたネ)
⑪楽回の話ついでに、お芝居全然関係ないけれども、
一番最初の相葉くんのインの時に1階から拍手起こって笑ってしまった。ひどすぎる。
⑫ついでにもう1つ。
ラス台詞「ようこそ、ミナト先生!」で暗転、
大阪の土日はその暗転で拍手が起こる。
それ以外でもあのタイミングで拍手が起きた回はあったのかな?
というか逆に東京公演はラスM明転カテコまで拍手起きなかったのでは?
皆さんの回はどうでしたか?
(知ってる人誰か教えて?)
音響系
①Mは割と台詞キューが多かったから(まあ台詞キューじゃなかったら何なんだって感じですが)ちゃんとしっかり台詞キューだなあって思いながら観てました。
大阪は特にFI/FD雑じゃなかった?(失礼)
②雷の台詞キューってどうなんだろうって思うけど、台詞キューでしか気持ちよく入れられないから正しいのかもしれない。とか思ったり。
あれくらい大袈裟な方が初見だと伝わりやすいのかも。実際初見は気にならなかったし。
初見は雷と音が合ってるぅって感じ。
(物語に集中しろ)
③新国立劇場中劇場は、
メインのスピーカーは上下にあるウォールスピーカー。
役者の声と、音楽は基本的にここから流れているのかと。
(暗転煽りに関しては全スピーカーから流れてるものと考えるのが無難かな)
あと、下手のツラと奥にスピーカーが1つずつあるかな?
上手は奥は同じようにスピーカーがある。
上手の手前は、、、そこから出る音はない気がするけど、、、記憶なし。
下手ツラ:ラジオ体操
下手奥:赤ちゃん、呼び出し音
両奥:雷
とか。 そういう使い方。
別にSEに全集中してるわけじゃないからメモはこんなところで。
④個人的には湊が及川に自分の過去を吐露するシーンのゴーーーーっていう(表現が合ってるかは分かんないけど)MというかSEというか、は、奥スピからさらっと流して欲しかったなあ、と。
ただ、これは2回目に行った時の感想なので初見だとまず気にならないと思います。それか座席の違い。
基本的にああいうシーンであのゴーーっていう地鳴りみたいなMはいらないと思っているので(個人的な好みとしてはできれば芝居だけで魅了してほしいので)
奥スピからの音でバレるかバレないか程度の方が個人的には好みです。
でもこれって多分ウォールスピーカーが効いちゃってるせいなので、おそらく座席によるのかなあ、と。
2回目の席は角度的にウォールスピーカーの音が効いちゃう席だったので。
⑤梅田芸術劇場のスピーカー事情は、
それぞれツラに小スピ置いてて、上に大スピつってたね。
奥スピは座席の都合上存在判別つかず。
正直音の聞こえ方は完全に座席によって違うと思っているので、何が正解かはわかりませぬのでこちらも備忘録程度のメモに留めまする。
⑥あと音関連でもう一つ、初日は序盤、誰かのマイクでノイズ入ってた記憶。
途中で改善されて気にならなくなったけど、あれなんだったんだろう。
演出・脚本系
①「ようこそ、ミナト先生」のオープニングは携帯電話の呼び出し音なんですよね。
開場中のM(自然っぽいSE。風の音とか鳥のさえずりとか。)に、
携帯電話の呼び出し音がフェードイン。
その呼び出し音では誰かが電話に出ることはなく、音は不在を告げ、留守電を入れるかどうかのアナウンスになります。
そのアナウンスを全て聞かずにブチッと切れる。
このSE終わりでオープニングのM(音楽)。
この携帯電話の呼び出し音中に照明はゆっくり暗転してます。
暗転中にオープニングのMがイン。
季節を感じる映像。
葉っぱが降り、雪が降り、桜の花びらが降る。
その後、「ようこそ、ミナト先生」のタイトル。
今思えば、あの【携帯電話の呼び出し音】は昨年の日永祭での孝成から父親への電話なんですよね、きっと。
そして、あれから1年経った、という時間の経過を表現するタイトルバックなんだろうな、と。
よくできてる。
②比較的冒頭にある「今の時代オンラインでも出来ますからね」というセリフ1つで私たちが住んでいる世界と同じコロナ禍を経験した世界であることが分かります。
別にコロナ禍を経験したかどうかは本筋上大事ではないから、極論どっちでもいいんだと思うんだけれど、あと1〜2箇所コロナ禍を感じるセリフがありました。
陽キャラのフリしてるけれども元々は陰キャラだから飲み会が減って気持ち的に楽になった、的な。
「あっコロナ禍経験してるッ」ってなるだけで急にその世界に親近感が湧くんですよね、、、
まあその親近感の湧く要因がコロナって、良いんだか悪いんだかって感じですが。
③腕相撲弱いからって指相撲にするミナト先生割と暴走してて好き(好き)優しいふりして意外と傍若無人なのかもしれない(?)
④カタツムリに対して「何だよお前図々しく入ってきて」という言葉を使うのがキャラ的には意外でした。
初めて見た時、「図々しく」って言葉使ってびっくりしたんですよね。
ミナト先生、本当は悪い人なのかな?って構えたのがこのシーン。
構えた結果、加害者の息子ってところでとても心が苦しくなりました。(小並感)
⑤中劇場は龍臣インのはけぐちがあったけど(下手手前)
大阪は手前に置きスピがあったから龍臣は板付
(伊吹の由佳子先生への月が綺麗ですねのシーン)
⑥最後の日永ホーム、荷物が完全に片付けられてて、
上手の方(相葉くんがかたつむり歌いながら入ってくるところら辺)に荷物が山になってて、細かいなあって思っていました。
ちょっと語りますが、そこで伊吹がボイスレコーダーを見つけるんですよね。
うまいなあ、って。(急な語彙力低下)
あのねえ、ボイスレコーダーを伊吹が見つける、っていうのが憎いなと思いました。
伊吹にとって湊は恋敵(?)であり、気に食わない存在ではあったけど(事実湊と伊吹が話してる印象はあまりない)、
なんだかんだ伊吹は湊を信頼できると思えてた、みたいな絶妙なところの着地点が
現実での人間対人間の関係性の体現なんだろうなあ、と。
そして龍臣にとってはそれは難しいところであったのかなあ、と。(芝居的に)
⑦ボイスレコーダー中に相葉くんはツラから移動してセットの縁側の段差のところに座るんだけれど、
あの移動、及川に支えられながら移動すれば良かったのに、って思います。
あのシーンは相葉くんたちは裏芝居で暗転してるから正直どのタイミングで移動しても観客は上手下手のサス(ボイスレコーダーでの人たち)しか観てないと思うから問題ないと思うんだけれど、
流れ的には及川に支えられながらとかだったらより自然だよなあ、と思いました。
まあああいうところは暗転してる側の動く人が増えるとそっち見ちゃう可能性があるから難しいところだとは思いますがね、、、
⑧ミナト先生が嘘をついていた、っていう流れがどうしても急だなあ、と思ったりもします。
湊は旧姓だし、嘘をつくと言うよりは隠し事をしていただけ。
ただ、日永町に来た理由だけに嘘があるんですよね。
たまたまじゃなかった、父親と落ち合うためだった、っていう明確な嘘がね。
だから「嘘ついてたの!?」はもちろん合ってはいるんだけれども、日永町の人はそこで責めたい訳ではないはず。
一番は、「お前あの事故の息子なん?なんで今まで隠してたん?」ってところですよね。
これは嘘をついていたわけではなくて隠してただけだと思うんですよね。
及川の台詞(救世主という幻を押し付けたのは自分達)が的を射ているからこそ、
なんとなく0:100全振りで「ミナト先生の嘘つき!裏切り!」みたいになっているのがなんだかなあ、と思ったり思わなかったり。
でも、人間ああいう瞬間は嘘つかれてたって思うのかもしれないです。
誰だって大好きだった人が実は大切な人を奪った加害者の息子で、おまけに「なんで俺が謝るの?」って言われちゃったら壊れちゃうかもしれない。
息子は当事者じゃないのにね。(随分語ったね)
⑨好きな人に、「あなたは誰なんですか?」って言われちゃう湊の人生のことを思うとあまりにも苦しい。
と同時に、最終的にその苦しみを分かってくれて、受け入れようとしてくれる日永町の人たちのあたたかさが眩しい。
これから先の湊の人生の故郷になってほしい、いや、なるのだと思いたい、、、なんとなく、それが分かる終わり方だったように思います。
実際に日永町に再訪する日があるかは置いておいてね、、、、、、
⑩ラス台詞「ようこそ、ミナト先生!」終わりの、最後のサスの相葉くんの表情って、
初日見た時は「加害者の息子という呪いから解かれたような顔」に見えたけど、
楽回の頃には「こんな自分にも帰っても良いと思える居場所ができたかもしれないと思える顔」みたいな印象に変わった気がするな。
⑪そういえば、私、伊吹が植村にミナトのことを言いに行くのはお祭りで由佳子と湊が2人でいるのを見てからでも良かったと思うんですよね。
なんで走ってまでして植村にミナトのことを言いに行ったか、の動機が受け取りづらいような気がしました。
暖和佳ちゃんの話内容的にあの段階では伊吹は明確に何の話か分からないと思うんですよね。
まあでも、要は色んな意味(町の人からの好かれ具合も、恋面も)での嫉妬からの行動、っていう解釈でいいのかな。
⑫ミナト先生の衣装の話。
ミナト先生の衣装は基本的に白いTシャツに襟付きシャツを羽織って、ベージュのパンツ(パンツの色も微妙に違ったかな)が基本スタイルなのですが、
ここでは襟付きシャツの【色】の話をします。
一番最初は白いシャツなんですよね。
(WSとかでよく取り上げられてたかたつむり歌ってるやつ)
で、それ以外は基本的に濃淡あれど青いシャツを着ています。
数えてはないんですけど(数える元気はなかった)
白シャツと、青シャツが4〜5種類くらいあると思うんですよね。
それが、最初の白シャツから、
水色、そして少し濃い青、とだんだん青が濃くなっていくんですよね。
で、日永祭の当日は水色。
で、そのあと、自分の話をする及川とのシーンから最後までが一番濃い青。
"この青色の濃さにこだわりはあるのか?"というのが私は気になる。
最初は白で段々青が濃くなっていく。
ただ、日永祭で父親を探しているときは水色で、っていう。
私は都合のいい解釈をする客なので、
「父親に振り回されて自分の"中身"が無かった真っ白な男が、日永町での暮らしを通して色づいていった」と解釈でもしておきます。
父親に振り回されて(父親を探して)動いている日永祭の日は、自分が無いから色が薄くて。
日永町の人々と出会って、1年過ごして、
ここでは確実に"湊孝成"として生きてきたわけですよね。
そして、日永町の人たちは、結果的に湊孝成を湊孝成として受け入れてくれたわけですよね、きっと。
少なくとも、「先生は先生だよ!」という最後のシーンに繋がるわけですよね。
その表現のうちの1つがあの"青"なのかなあ、とか。
ミナト先生が、真っ白で空っぽでは無いことを、日永町の人たちは知ってるんですよね。
なーーーーーーんてね。
メインビジュアルも青、ですから。
青のシャツを"持って"、いますからね。
意図があるのではないかなあ〜と。
⑬舞台転換メモ(2022/7/8追記)
開場時、退場時 日永ホーム
・日永ホーム(屋根は吊ってる。転換時、奥)
・日永診療所(転換時、下手側はけ)
・植村宅(転換時、上手側はけ)
・日永まつり(転換時、下手側はけ?)
上手に植村宅があるから、板付で上手側にあるのに下手にはけるんだと驚いたところがあったんだけどどのセットか忘れてしまった。
でも、このセット以外に思い出せないし、私のこの記憶は日永まつりの美優が舞ってた舞台のことを指すのかな、、、
そういえば、少し話逸れるけど、
美優が舞う舞台の火を浅見さんと辻さんがつけるんだけれども、その動作キューで仕込んだLEDが光ってて感動した。本当に火をつけたみたいだった。
ちなみに舞ってる間、町長は寝てる。おい!!笑
基本的には日永ホームがメインで、
日永ホーム→(暗転。以下略)→診療所→紗幕①
(暗転なし)→紗幕②(この時には紗幕裏に植村宅あり)→植村宅→日永ホーム→、、、
、、、あれ、書いてみようと思ったけどさすがに覚えてないな。
「それじゃあ、まつりの日に」暗転の後ってなんのシーンだっけか、、、
日永ホームはお祭り準備(上の「それじゃあ、まつりの日に」で暗転するシーンだよね?)と
朧月夜から始まるなゆちゃんおめでとうの会、
それまでに合間で植村宅とか、下手側で伊吹と由佳子、とかがあって、
日永ホームの雨のシーン→日永まつり→紗幕→日永ホーム、で終わりかな。
いや、おめでとうの回でひなっぴー暗転直結でそのまま雨のシーンかな、、忍成くんそのまま板付だった記憶。
書き出してみると結構な転換数。
というのと、最後の日永ホームのシーンがどれだけ長いかが分かってしまうな、、、、
笑いどころ系
①及川「プチプチみたい」ミナト先生「それ褒めてます?」は初日は普通に笑いが起きてた印象。でも基本他の回は流れちゃってた印象。
②美優「どうにもならない歳の差と社会制度の壁が私の恋を阻む」みたいな台詞、初日は割とウケてた印象。それ以外はあんまり刺さらなかった?私は好きだけどな、気持ち分かるよ(←?)
③由佳子と湊くっつけよう作戦で、好き好き言って噛み合わないシーン、
楽回は伊吹の「卵の話しかしてなくね?」で回収されて笑いが起きた印象。
基本的には「なんか好き好き言って噛み合ってなく無い?」っていう女性陣3人の回収で一番笑いが起きてた印象。
④出産シーン
・陣痛が「あーすぎたぁ」って言う美樹さんの言い方がめちゃくちゃ良くて比較的笑いが起きてた印象。
・産婦人科の先生の到着が遅れて間に合わなそうな話を聞いて「すごいこと聞いちゃったあ」ってミナト先生が言うんだけれども、回によってウケ方は違う気がした。
でも割と打率高かった?初日も楽回も割とウケてた印象。7/2昼は座席のせいかそんなだったかな。
・ミナト先生が「お産 方法」って調べて「それくらいの知識はあります!」って由佳子がツッコむシーンも割とどの回もウケてたかな?
・おそらくどの回でも一番笑いが起きてたのは及川とミナト先生が手を握ってハツさんに「そこは握らなくていいでしょ」とツッコまれていたシーン。ここはどの回もみんなしっかり笑ってた印象。
・いきむシーン、初日は美優ちゃんの「先生うるさい!」が効いててそこで割と笑いが起きた印象だけど、
最終的に"全員でいきむ"ことへの笑いが起きていた印象。
途中でみんなでジャンプしてリラックスするところが一番笑い起きてた?
・美樹「幻覚が見える、、、あなたが男前に見える」及川「幻覚じゃ無い現実だ」は初日はしっかり笑いが起きてたけど、他の日は流れちゃってたかなあ。
・産み終わって「水」って美樹が言うシーンも、初日は結構ウケてた気がするけど、他の日は回によるかな、という印象。
あそこ、産み終わった安心感の情報量が多くて「水」が聞き取れてない可能性すらある。
一番面白かったよね?
あの美樹さんの雑な言い方めちゃくちゃ面白く無かった?初日補正?私は毎回好きだった。
⑤暖くんの中目黒と代官山のくだり、初日はウケてた印象だったけど他の回どうだったんだろう。
私が行った中では初日以外あまり笑いが起きてなかった気がする。
めっちゃ面白くくなかった?おっはようございまーす!の陽キャ風情の田舎暮らしのふくよかな男性が「ぼく美容室は中目黒で服は代官山で買ってる」って言うんだよ?(失礼)
⑥同じ暖くん関連で、山菜まわすくだりは初見じゃ伝わってなかった可能性。
あそこも情報量多いから【山菜が全くとられていないこと】に客が気づけなかったと思うの。
私的にはそれに気が付けた2回目が一番面白く感じてニヤニヤが止まらなかった。マジで暖くん不憫。笑
⑦山菜をひなっぴーミナト先生が食べるくだり、初見だとひなっぴーの中の相葉くんに気を取られがちで(むしろ"ええ!?相葉くん!?"っていうところが面白くて)笑いが起きるわけだけど、
普通に手で山菜食べてて(しかも散々回され続けてたから1番乗りで食べてて)冷静に面白かったね(?)
あと全然関係ないけど7/2昼は山菜1つ落ちちゃってましたネ、、、暖くんが拾ってた。
あと地味に伊吹がひなっぴーの頭処理してて面白い(笑)
⑧暖くんで言うと和佳ちゃんの「この例え分かりにくいんで説明すると〜」も、初日は割と笑ってる人いた印象だったけど後半行ったときはそんなことなかった気が、、席の問題?
⑨ハツさんさつきさんの「お酒飲みすぎないように」のシーン、
さつきさんのタバコ吸うフリに対する「何ですかこれ」っていうミナト先生のリアクションが何回見てもアドリブみたいで私は好きだったし、そんな空気感だから毎回多少の笑いは起きてた印象。
⑩ミナト先生がイケメンで笑顔が「染み渡るわ〜」っていう、さっきのハツさんさつきさんお酒シーンの終わり部分も、なんとなく毎回空気感的にクスクスしてる人がいるような軽やかな空気感だったと思います。
なんとなくその場にいる全員に共通している「そりゃ相葉くんの笑顔は染み渡りますよね、分かるぅ」みたいな思いがどうしたって感じられちゃってそのあとすぐの暗転中私は毎回楽しかったです。(何の報告)
⑪3回目で気づいたのですが、日永祭の準備をしている時に暖くんと伊吹くんが紅白幕を畳もうとしているのですが、
由佳子先生が来たことに気づいた伊吹くんが紅白幕を暖くんに覆い被せて由佳子先生のところに行くんですよね。それが個人的には面白かったです。情報量。暖くんここでも不憫。笑
⑫「歳取ると話し方適当で良くなるの〜!」みたいなハツさんとさつきさんの台詞もウケてた気がするけど台詞が速いから回によるのかなあ。
⑬「時代は令和」みたいな美樹さんのツッコミも安定して面白かった気がするけどあそこも台詞速いから聞き取りにくさはあった印象。
⑭朧月夜が思い出せなくて「おじちゃんおばちゃんの何だっけは永遠に思い出せない」って美樹の台詞も割とどの回もウケてた気がする。特にその同世代にウケてた印象(失礼)
⑮ラジオ体操のハツさん「疲れたね」も多分100ウケてる。
初回はジャンプのところとかで終わってた気がしますが、後半になるにつれてそのあとの手と足の運動までいって徐々に尺が伸びてるのが面白くて毎回楽しかったです。
初日終わりで書いた記事はこちら。
今読むと、何言ってるかさっぱり分からない気がしますが(おい)
4ステ見た今でも、個人的には「気付けるか気付けないか」試されてるのがこの世の中なんだろうなあ、
色んなものに気づいたり、色々な人と繋がったりして人生は豊かになるんだろうなあ、みたいな着地の仕方をしています。
私は一切書いていませんが、加害者家族の見られ方とか、僻地医療や地方過疎化、後継者問題や少子高齢化などが題材となっているので、
立場によってその要素から直接的に感じることはあると思いますが、
この作品が最終的に着地するポイントって別にこの辺は関係ないと思うんですよね。
軸はどうしても加害者家族が受ける差別や誹謗中傷、ってところかと思いますが、
それ以上に日永町っていう町の人たちの話だったように思うんですよね。
それって要は【日常】じゃないですか。
世の中には色んな人がいて、色々なことが起こって、
自分がどんなスタンスで日常を生きていくか、みたいなことが詰まっているというか。
私たちの日常が、今より少しだけ気づきの多いあたたかい豊かなものになればいいな、
人とのつながりを純粋に尊く思えるような、
そんな日常を送れたらいいなって。
そんなヒントがたくさん落ちてる舞台だったように思います。個人的には、です。
だから、今日帰れる場所があって、
誰かとの繋がりを持てていられる日々に感謝します。
皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
