タイトルに悩んで、なんかそれっぽいタイトルをつけましたが、
要はアラフェスの感想です(既視感)
アラフェス2020 at 国立競技場。
7年ぶり。
7年経って戻ってきた。
「一番になって必ず戻るから。ここ、国立に。」
本当に戻ってきた。
一番乗りで戻ってきた。
これだけで感動してしまうし、
ここにファンとみんなで揃えなかったことが何より悔しい。
今回も歌うしかないんだよね。
「一番になって必ず戻るから。ここ、国立に。」って。
次はみんなで。みんなで国立に帰ってこようね。
いつになるか分からないけれど。
嵐が、無観客で、配信ライブ。
①客席には何万本ものペンライト設営。
嵐のコンサートの特徴の1つはペンライト。フリフラ。
これを制御する。
会場のお客さんが持つペンライトの明かりは制御され、嵐の作るエンタメの一部となる。
これは6年前から始まった。
今や嵐のライブに必要不可欠な演出のうちのひとつ。
無観客。国立競技場。
嵐は誰もいない客席にペンライトを設営した。
私たちはそこにいないのに、確実にそこにいた。
私たちがここ最近見てきた"あの"景色が、ちゃんと画面の中の国立競技場にもあった。
②メンステ側と反対側にモニター設置。
嵐のコンサートには、サブモニターがいくつか設置される。
国立だと大体メインモニターと、反対側つまりバクステ側にサブモニター。
メインモニターに対して上下もっと見切れに振った位置にそれぞれ1枚ずつあるかなあ。大体。
何度も言いますが今回は無観客。
嵐はバクステ側にもモニターを設置した。
これは何?なぜ必要だった?
個人的にPart1の大宮SKのタカが花道を走っている時は後ろのモニターがいい味出してたので好きですけれども(ニヤニヤ)
画面で切り取った時に、そのモニターがあるおかげで"いつも通り"なんだよね。
動かないペンライトだけだとおそらく寂しさも感じてしまうであろう客席に、
モニターを1台設営することの意義。
細かいけれど、そういう"いつも通り"の設営に、
無観客だけれどもそうでないように感じられるあたたかさを感じたのではないかと思う。
③国立競技場の客席の帯状のモニターにも映像。
これも臨場感のため、無観客だけれども、そうとは感じさせない一体感を作る。
これはそういった"臨場感"を作るための配慮から来るものなのかは分かりませんが、
これがなかったら私たちはもっと「無観客」であることを認識していただろう。
また、このモニターが点いているおかげで、
引きで見た時に国立競技場の大きさがはっきりとわかる。
臨場感を感じるのには偉大なモニターです。
現場にいたらもっと感じただろうなあ。
④特効あり、風船あり、花火あり。
嵐のコンサートでは定番な演出。
これを、
何度も言うが無観客で堂々とやってのけたのだ。
いつも通りを。無観客で。
映像で伝わるこの迫力は、生で見るともっとすげーんだぞ。
ファンが知ってるこの「すげーんだぞ」を堂々と「すごいだろ」とやってのける嵐は最強なのである。
これが嵐のエンタメ。
これが嵐のライブ。
嵐はこれに誇りを持ってるし、
ファンも誇らしく思ってる。
嵐はこれを、7年前まで割と毎年やってた。
6年くらいやってた。化け物だろ?????
嵐は7年ぶりに戻ってきたんだよ。
無観客でも、変わらない嵐の演出。嵐の国立。
⑤配信ならではのカメラワーク
無観客。配信。
ということはですよ。
有人よりもカメラを見る時間が長くなるということ。
カメラを相手にする時間が長くなるということ。
結論から言うと、嵐は割と客席を見る。
今回の無観客配信ライブを見て尚更強く思った。
嵐は本当によく客席を見ている。
それを、本人たちもよく分かっている。
つまり、本人たちは普段意識して客席をよく見ているわけ。多分ね。
だからこそ、カメラワークをきちんと組み立てた。
無観客だから。
5人でセンステにいるところを上下から曲に合わせて寄って行って、それに合わせて嵐もカメラアピールしたり、
1台のカメラ固定で嵐が順繰り回ってきてカメラアピールしたり、
ステージ上がってきて客席バックにして歌ったり、
このタイミングで、こういう風にカメラが抜くから、
というのをいつも以上に決め込んでいたように思える。
画面の前の私たちを、国立競技場に誘うために。
それでも、嵐は客席に向かって煽ったりもするし、カメラばっかりじゃないんだよね。
分かりやすく言えば、いつものライブDVDに、ほんの少しだけカメラ目線が増えたり、カメラを相手に遊ぶ時間が増えた、みたいな感じ。
ほぼいつも通りだから、
私たちは画面の前で楽しませてもらったというよりは、嵐と国立で楽しんでいるという感覚に陥るのだ。
誰もいないはずの客席に、自分たちの姿を見る。
⑥配信ならではの映像演出
ARを使った映像演出。
国立競技場が海になるのは嵐が頑張って運んできたからなんだなあ。(洗脳)
どうせ配信するなら、そこでしか出来ないこともやりたいよね、がちゃんとあるのが嵐のコンサート。
誰もいないはずの客席に私たちは間違いなくいた。
でも、私たちはちゃんと画面の前でこのアラフェスを楽しんでいるのである。
この映像のおかげで、賑やかな感じというか、寂しくない内容が濃い感じがあったと思うんだよな。私は。
歌詞もそうだし、C&Rもそうだし、海もそうだし。
映像と一緒に楽しむ感じというか。
映像を使って貪欲に楽しむ感じというか。
国立に立っている嵐にはその映像は見えないはずなのに、
嵐にも、画面の前の私にもちゃんと同じものが見えてるんだよね、不思議。
上手く伝わるかは分からないけれど、
多分、国立競技場にいる私の目にもちゃんとその映像は映っていたと思う。(真顔)
⑦衣装
何度も着替えましたねー。
配信ということもあり、割とブロックごとに編集されていた印象ですが、
実際の有人ライブでも、嵐は映像の合間に着替えたり、ソロの間で着替えたりする。
構成は完全にいつもと同じ。
正直、モニター映像は昨年のツアーで使われていた映像であったり、(あえてだとは思うけれど)似たような演出でパフォーマンスしたりすることもあって、
コロナじゃなければ、時間があれば、なんて思うものも個人的にはあったのですが、
衣装のクオリティだけは。
個人的には準備されている感を感じました。
新アルバム「This is 嵐」のリード曲「Do you...?」のMVでの衣装や、
Whenever You Callのジャケット衣装があったりしたけれども、
我らがリーダー大野智が書き下ろしたデザインの衣装があったり、新規の衣装もいくつもあったし、
普段のコンサートと遜色ないのではないかと思っている。
どれも似合ってたし。とってもよかった。
実際は分からないけれども。
これは私の感覚でしかないけれども。
むしろ逆に、ここまで新規の衣装があるなら、映像も新規で見たかった、くらいの。
モニター映像は割とこれまでも使いまわされているけれども、
恒例、と使い回しは別で、
これもまあ個人の捉え方によるけれども
全部が全部恒例と捉えるには無理があるかなー。なんて。
話飛びましたが、衣装は今回とても良かったと思う。
少なくとも、私は好きだった。
ただそれだけを書きたくて書いてる。
とまあ、ここまで色々書いておりますが、
要は嵐はすごいって話。
配信だからこそ、と
配信であっても、が綺麗に融合すると、
画面の前で現場に行けるんだ、という。
これはー見た人にしか分からないかなー。
無観客じゃないんだよ。
無観客じゃないの。
嵐と、ファンの皆さんと繋がってるの。
ちゃんと、繋がってるの。
嵐の意地を見た。
ファンへの信頼と、絆を見た気がして。
私はちゃんと画面の前に座ってたし、
私はちゃんと嵐と国立にいた。
嵐が、これまでずっと変わらずそこにいてくれるから。
私は今日も変わらずここにいるのだ。
いつか絶対、みんなで揃って。
戻ってこようね。
嵐は、無観客配信ライブの最後、
ファンクラブ限定でアンコールという立ち位置で「カンパイ・ソング」という曲をやった。
手にお酒持って。カンパーイ!!って。
あっ、サブスク配信してるから絶対聞いて。
私はね、これが嵐の魅力だと思う。
何度でも言うけれど。
ここまで含めて嵐のエンタメ。
嵐が作るエンタメは、
いつもかっこよくて、かわいくて、
楽しくて、面白くて、くだらなくて、
儚くて、優しくて、あたたかいんだよ。
嵐が大切にする嵐らしさを、嵐のエンタメを通して感じて欲しい。
アラフェス2020は、嵐が大切にする嵐らしさ、嵐のエンタメを思う存分詰め込んだコンサートだと思う。
嵐の今のチャレンジもファンへの思いも全部全部を抱きしめて。
あの国立競技場から始まる、嵐のこれからを、
私はただ楽しみにするのだ。
深夜に眠い目こすって書き上げてしまったので、
変な熱量で変なこと書いてたらごめん。
以上。
ただ、ただ、アラフェス2020が最高だったって話。