日曜劇場「ブラックペアン」第1話オンエアー!!


期待通りの面白さだった、、、

渡海先生がとにかく圧倒的な存在感で。


それまで何人もの医者を"殺し"てきたことも、今この場で医者を"殺し"ていることも見てすぐ分かる悪魔。
「あの男」呼ばわりされている渡海先生を、研修医が知らないあの感じ、まさにオペ室の悪魔。



オペ室に入ったら、誰よりも的確に指示を出す人。
ニノくんが以前手術見学したときに言っていた「何も知らなくてもこの人が一番偉いんだというのが分かる(意訳)」というニノくんならではの着眼点を、きちんと芝居に落とし込まれていて感動。
こういうことだったのね、と納得させられる手術室でのお芝居。


渡海先生は、メンツがどうとか権力争いだとかに全く興味がなくて。
患者がどういう生活をしていてどういう性格で、みたいなものにも興味がなくて。

救える命が目の前にあるから救う。
それ以上でもそれ以下でもない、あの感じ。

実は誰よりも命と向き合っているのでは、と。



そして、自分は患者に興味はないが、
大学病院内の権力争いだとかなんだとかいう患者とは直接関係ない誰かの顔を見てご機嫌とりをしているような世界とは全く関係なしに、
患者を心配し、救いたいという思いが溢れ出ていた世良先生に、少し興味を持ったのだろうな。


渡海先生は、その世良先生の患者さんに対する思いを確実に汲み取っていたと思う。
渡海先生はそこをきちんと見てくれていた。

だから、
皆川さんに手術の説明をしたときに、皆川さんが世良先生を頼る様子を見て、少し嬉しそうな顔をしていた。
「お答えしろ、世良先生」と促したのも、
世良先生から患者さんへの思いがきちんと伝わっていたと確認することができたから、その患者さんの思いを裏切らないように、なのかな。


そのあとに、渡海先生が世良先生に「お前の患者だろ」と言う。

世良先生自身は気づいていないけれど、渡海先生は世良先生の中で大切な患者さんになっていることに気がついていたんだろうなあ。



渡海先生は、自分自身を手術担当だと思っていると思うの。
だから他のケアは頼んだぞって。
心担当、じゃないけれど。

渡海先生は世良先生の患者さんへの思いは認めていたように思えるし、世良先生はいいように患者対応任されそう。

それが渡海先生にとっては有難いんだよね、きっと。

良いコンビになるんだろうなあ。






二宮和也密着ドキュメント。

情熱大陸だった〜。笑


ファンとしては見なければならない映像だったな。笑

1話の最後、世良先生に「払い終えるまでお前は俺のために一生ここで働け」って言ってオペ着にべっって叩くところがアドリブだったなんて、、、

「じゃあやれよ自分で」って最初はなんの台詞だったんだろうなあ。
様子を見るに、次は二宮くんの台詞の番、って感じだったけれど。



2話かな、
「泣くくらい怖いなら辞めろ」のくだりも、
「そんなに褒めんなよ」のくだりも、

良いもの見させてもらったなあって感じ。


「俺にとっては最高の褒め言葉だよ」に関して言えば、
多分この台詞は二宮くん的にはなんだか気に入らなかったんだろうな。
「俺にとっては」っていうのは人の目を気にしている証拠じゃない?
明らかな嫌味を、嫌味だと受け入れて反発するときに、「自分にとっては」って言う言葉を使うもんね。

「そんなに褒めんなよ、照れちゃうよ」に、反発の意思はないもんなあ。

なんていうか、「勝手に言ってれば?俺は患者殺してないけど」感が強くなるというか。


みたいなことを考えて、楽しい時間を過ごすファンをやっている。




来週も楽しみ楽しみ!!!