結婚していなければ、まるで社会の落伍者のように…
結婚しても子どもを産まないと、まるで社会の落伍者のように…
果ては、まるで悪のように…
誰が決めたかもわからない見えない当たり前に、なぜ自分の人生を捧げなければならないのでしょう。
誰かの悪気のない「当たり前だと信じ込む」ことによる良かれと思う発言や思考、漏れ出る態度に、
苦しんだり不快な思いをする人がいて、
実は、より事態を深刻化させていることに、人は気づいているだろうか。
一人の女性が生涯を通じて産む子どもの数を「合計特殊出生率」といい、1.3を下回ると「超少子化」と言うそう。
日本は2003~2005年まで、この超少子化状態にあったそうです。
この超少子化がずっと継続し、しかも外国人移住者も増えないと過程した場合、
日本の総人口は、
およそ200年後の2190年には996万8907人、
2340年には93万8970人、
2490年には8万8601人、
3300年には0人、つまり日本は無人になるというのです。
:国立社会保障・人口問題研究所(2005年推計)
2020年は1.33とかろうじて超少子化を脱してはますが…
2021年の婚姻数は、過去最低の50万1116組(概数)
と若者の結婚ばなれが進んでいるそうです。
:厚生労働省「人口動態推計」
これは、個人の責任ですか?
社会の責任ですか?
いったい何が問題の根源なのでしょう。
