脳外科医の先生のお話で脳室内腫瘤
脈絡叢乳頭腫と病名を告げられました。
脳の奥にある脳室という髄液が流れる場所
1.5cmくらいのかたまりの腫瘤がある。
脳室の外には脳があるが腫瘤は脳室に留まっている。
脳波検査をしたところ前回今回の熱性痙攣との関係や
今後の痙攣に関する影響は無さそうとのこと。
今回の腫瘤はたまたま見つかったに近いが
いつからあってどのスピードで形や大きさが変わったか
分からないので治療のスピードもすぐに判断は難しい。
ただ長い人生になるのできちんと取った方がいいのか
変化に合わせて治療の方法を考えていく。
腫瘤による症状が出る前に見つかって良かった。
ただこのまま放っておいて良いものではない。
なぜ腫瘍でなくて腫瘤なのか？
→おそらく腫瘤は良性だから
腫瘍でなくても塊が写真にうつることはある
ただこれは手術で取り除いてみないと分からない
今後は形大きさ色合い出血などの変化を見て行く
→今は大丈夫でも周りの脳に影響が出ないように
検査のペースは腫瘤のペースに合わせる
腫瘤が今後消えるということは5:5以上に考えにくい
（感染症からくる腫瘤なら消えるが今回は違う）
手術について
脳室にあるので脳の中にアプローチする大きく難しい手術
だからこそ今すぐ手術しましょうとも言いにくい
髪の毛を一部剃り骨を外して開頭手術になる。
腫瘤が例え大きくならなかったとしても細胞がとぶ
可能性があるなら早めに手術すべきという意見もある。
全身状態や年齢や外来での今後の検査を様子見ながら
腫瘤が悪いものだったら？
→化学療法でまずは治す 再発しなくなることもある
放射線治療が出来る年齢になるまで様子を見ることも
今後気をつけることや禁止事項は？
→基本的にはナシ。
ただ母親が見ておかしいと思うことは診察に行くこと。
痙攣を起こしたとしても今回の腫瘤との関係性は低い。
5分以内の痙攣かつ痙攣後の大丈夫そうなら痙攣のたびにすぐ救急車を呼ぶ必要はなし。
ただ37.5度以上のときは抗痙攣薬（ダイアップ）を使用すること。
ザッと書きましたが以上が先生のお話しでした。