タイトルの通り、「女子と電話する」というすごい予定が入った。
大イベントである。
私は、女友だちとLINEしてても、遊んだり電話したりはしない。
もう、びっくりするくらいしない。
これは、
お友だちの貴重なお時間をいただいておきながら、有益な時間を提供できる自信がなく、
好きな子に、「あぁ無駄な時間を過ごしたな」と思われるのが怖いからだ。
＞めんどくさすぎる
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しかし、今回は違った。
友だちから、「話聞いてもらってもいい？」ときた。
こうなると、断る方が失礼にあたる。
ドキドキしながら日程調整をして、
電話の日時を「●曜日の20時」と決めた。
また、お友だちとの電話初心者なので、
「お友だちと電話するのが初めてだからドキドキしている。」ということもあらかじめ伝えた。
＞予防線をはっておく
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約束の前日、同業にこの「大イベント」について話した。
「私、この度、友だちと初めて電話することになった。
明日の夜、20時に電話することになっている。こういう経験がないから、非常に緊張している。」
同業は言った。
「相談予約じゃないんだから！」
・・・え？
同業は続ける。
「友だちとの電話っていうのは、話したいって言われたらその場ですぐに『今いけるー？』みたいに言うんだよ！
そんな何日の何時から、みたいに調整しないんだよ！」
えええ！！だいぶ間違えてる！
「それが友だちとのやり取りの正解なの！！
じゃあ紙とペンは！？時系列、及び人間関係の整理と共に、問題点の所在を把握し・・「法律相談じゃないんだから！」
友だちとの電話むずかしい！！！
＊＊＊
電話当日。
20時から電話することになっていたので、
19時58分くらいから携帯を手に持ち、20時になった瞬間、通話ボタンを押した。
「もしもしー？」友だちが電話に出た。
おお・・友だちの声がする。
＞そこは驚かんだろ
「お・・え・・あ・・ひさ・・久しぶり！」
あわあわしながら挨拶をして、
・本当はLINEをもらってすぐに電話をすべきであったと聞いたこと
・自然な流れで電話ができなかった不手際についての謝罪
を伝えた。
友達は笑いながら言う。
「そんな早口だっけー！？笑
なんでそんなどもってるの！
そんな声低かった！？？」
初手から何もかもダメな私！！！
対する友だちは、めちゃくちゃ電話慣れしている。非常に余裕がある。
困惑する私に、余裕を溢れ出しながら貴重なことを教えてくれた。
「友だちと話すときは、久しぶりじゃなくても『久しぶりー！元気ー？』って言うんだよ！
それで、『あ、毎日ラインしてるから久しぶりじゃないけどねー』っていって、その後に近況を言い合うの。」
ほうほうほう。
すごいなぁ、勉強になるなぁ。
感心しっぱなしのところに友だちが言った。
「ねぇ、今メモしてるでしょ。」
・・・なぜわかった。
しかし勉強になった。
友だちとの電話の際は、仕事の時の「お世話になります」みたいな感じで、「久しぶり、元気」をいうらしい。
何とも便利な言葉だ。
あと、約束したからと言って、そんな時間ぴったりに電話持って待機したりもしないらしい。
＊＊＊
その後、1時間以上お話をして、
今度かわいい喫茶店に行こうね、と約束をして電話を切った。
「友だちとかわいい喫茶店に行く」という、特大イベントの予定が入った。
まだ日程も決まってないのに、ドキドキしてきた。
・・・あ！！実際に会う時も「久しぶり、元気」でいいのか、確認し忘れた！
＞いいだろ