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外科系医師高宮こずえ

妊娠6ヶ月で第二子を死産。
致命的な不妊・不育が分かり絶望するも、
諦めずに不妊治療を受け、37歳で念願の出産。

根拠のある正しい知識で、ムダな苦労をしない
最短距離の妊活・不妊治療を提唱しています

健気にがんばる妊活患者を食い物にする

ウソ妊活情報は、ぶった斬ります

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多胞性卵巣症候群で、無排卵

もう3か月生理きて無いです。。。

こんな私でも妊娠できるのでしょうか。

すごく落ち込む時があります。

生理きてない状態から、妊活まで

持っていけるのでしょうか

ご質問にお答えします！

わたしは産婦人科医、生殖医療専門医ではないので

あくまでいち参考意見として

きちんと主治医の先生のご判断を仰いでいただきたいのですが…

大丈夫です！！

いくらでもやりようは

あると思いますよ

まず、PCOSでの第一選択は

レトロゾールです。

こちらは、まず試してみられるべきだと思います

ただ、レトロゾールにもデメリットもあれば

合う合わないがあると思いますので、

クロミフェンとの併用や

クロミフェン単独なども

適宜、試してみられて、

主治医の先生と一緒に探って、

ご自身にもっとも合う方法

を、見つけられたらいいと思います

ご年齢によって、タイミングや人工授精も

十分有効だと思います

どうしても排卵しない場合や

妊娠が成立しない場合、ご年齢によっては、

体外受精の適応になりますね。

わたしの尊敬する生殖医療専門医の先生方が

おっしゃるには、PCOSの方の場合、

体外受精の時の卵巣刺激にコツがあるそうです。

これ、受け売りですけど(笑)

PCOSの方の卵巣刺激はさじ加減が難しくて、

刺激しすぎると、すぐに

OHSS(卵巣過剰刺激症候群)

になってしまうし

その一方、怖がって刺激を弱いものにしすぎると

今度はまったく採れないという…

調整が難しく、

経験とコツが必要

なのだそうですよ

あと、OHSSは薬剤で予防もできますからね！

わたし自身も「攻めて」卵巣刺激＆

「攻めの」トリガーをお願いしたおかげで

毎回30個前後採卵していたのですが

この予防策のおかげもあり、一回もOHSSに

なりませんでした。

なので、しっかり経験があり信頼できる

主治医の先生を見つけられることが

不可欠ですね！！

体外受精にトライされる場合は、

そういう先生の元で、安心して

進められてください

まだまだお話したいのですが…

①PCOSによる

排卵障害の改善方法！

(ちゃーんとエビデンスのある方法があるんです)

②OHSSの具体的な予防策

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多胞性卵巣症候群で、排卵しません(ﾉДT)