泣きながら目覚めた。
ぽろぽろ、ぽろぽろ、涙が出ていた。
夢におかあちゃまが出てきた。
みんなで居間のテーブルを囲んでいて、お正月みたいに“みんな”が揃っていて談笑していた。
おかあちゃまが、お茶を淹れながらにこにこお話ししていた。
病気になるまえの、元気なおかあちゃまだった。
夢の中はとっても和やかなのに、でも私にはちゃんと“おかあちゃまがもういないこと”を分かっていて、、その辺りからはもう夢と現実の間で号泣していた。
書いてても、涙が出てくる。
とっくに慣れてるのにね。
病気でいなくなっちゃったのが悔しいのかなぁ。
逝くのはやすぎだったよね。
今日の東京はあったかくて4月の陽気だって。
おかあちゃま、また春が来ましたよ。桃の花見に行きたいね。