今日は大きなテーマ、「タイ人と働くということ」について。
現在(2013年3月)時点で私は在バンコク5年目。
最初は神戸で働いていたアメリカ系の会社から出向でしたが、
今は現地採用で日本の広告代理店タイ支社で働いています。
前職と大きく違うのは、今の会社にはタイ人と日本人しかいないこと。
タイ人約260人に対して日本人はたったの6人(駐在4人含)。
こうなるとやはり社内の仕事はタイペースで進みます。
でもクライアントは日本企業がほとんどであり、
我々には日本品質及び日本のきっちりとした進め方を求められます。
そのGAPをどう埋めていくのか・・・。
これはかなり大きな課題です。
そこで根本的な課題解決方法と、取り急ぎのドタン期対応策を。
<根本的な解決法>
これはひとえに…教育です。
仕事の進め方、クライアントの求めることを伝え、
理解してもらい、行動に移してもらう。
これはかなりハードルが高く、根気も求められます。
しかしながら、これが最も大事で、継続性のある解決策です。
<ドタン期の対応策>
上司、もしくはポジションの高い人を活用。
タイの人々はとてもポジション、地位を大事にします。
ですから、地位や信頼のない人が話をしても誰も動きません。
仕事はやはり結果が全てですから
誰の力を借りたかなど気にせず、どんどん周りを頼りましょう!
私もまだまだ失敗が多いですし、
教育していく中でもめたり色々あります。
でもそれにめげず、根気よくやっていくしかないのです。
所詮、文化が違う国で育った人たちと働いているのですから。
そこは割り切って、頑張るのみ!
