いつもの帰り道

車の走る音がやけに耳に響いた


片手に携帯電話握り締めて

君からの連絡を待っている僕と

すぐにでも電源を切りたくなる僕


二人の自分が僕の中でもがいてる


どうしてだろう


不意にね

何もかもをリセットしたくなるの


この今の環境も

心も感情も自分も


全てを無かったことにしたくなるの


携帯の電源を切ったくらいじゃ

何もリセットなんてされやしないのに


そんなの分かっているのに


こんな自分を見ないでって

こんな自分の存在をこの世界から消してって


心が泣いてるの


だけど寂しいから

君の着信音が鳴り響いたとき

僕は躊躇しながらも電話を耳にあてた


この矛盾した僕を

いつかの僕はどう見るんだろう


ねぇ全ての人の記憶から

僕を消して


最初から僕がいなかったように

全てをリセットしてよ


そしたら僕は迷わず

この世界から消えることが出来るから




あたしが手に入れたものは

いったいなんだったんだろう


あの苦しかった日々

キスをした後彼女の元に帰る君の姿を

あたしは苦しい気持ちで見送った


何がきっかけでこうなった?

そんなの分からない


あの日手を繋いだことから全ては始まって

あの日キスをしたことから分からなくなった


君が彼女のもとから去り

あたしの元へ来た


あたしは笑顔でそれを受け入れた

だけど心はどうだった?


幸せと未来への不安と


「次はあなたが捨てられる番だよ」


何人に言われただろう


その度に「それを覚悟で付き合っています」と応えた



本当は・・・・ほんとうは?


覚悟なんて出来てない


だって覚悟なんて出来てないって正直に答えたら

私がしたこと全てが「ぢゃぁ何でしたの?」ってなってしまう


自分の行為の正当化?


分からない


あたしたちは本当に好き合って付き合ってるのかな