八月の終わりに、秋田へ花火を見に行ってきました
バスを乗り継いで、秋田に着いたのはまだ朝の七時でした
花火が始まるのは五時からで時間がまだまだあったので、隣の駅の地サイダーを求めていきました
電車のドアは自分で開閉しなくちゃならなくて、それがとても珍しくて楽しかったです
たったひとつ駅が違うだけなのに、回りの景色はガラッと違っていて、一面に田んぼが広がっていました
地サイダーの水の採水地は、歩いて四十分ほどかかる場所で、駅前のタクシーに近くに地サイダーがないか聞いてみると、近くのお店を教えていただきました
はじめての秋田弁、感動しました
お店にはおばあちゃんがいて、地サイダーは切らしてしまっているということでした
でも、おばあちゃんが娘さんに地サイダーが他に売ってる場所を聞いてくれて、やはり四十分ほど歩いての場所しかないんじゃないかと言う話になり
車で送ってもらうことになってしまいました
僕はその優しさに驚いて、申し訳なくて、これだけでもうここまで来てよかったって思いました
娘さんの息子さん達が地サイダーが大好きだという話を車で聞いて、僕はお礼に地サイダーを何本かプレゼントしました
お店に帰ると、おばあちゃんが花火の優待席券をくれて、僕が断っても、一人行かなくなったからって、結局お言葉に甘えてしまって、本当にたくさん優しさをもらいました
大阪から来たことをとても喜んでくださいましたし…
おかげで花火をかなり近くから見ることができて、ただでさえ遠くでさえきれいなのに、近くで見る花火は、僕の知らない美しさがありました
花火のシューって言う音もはじめて聞きました
広島で見た花火とはまた違う美しさで、秋田の大曲の花火は、職人さんが技術を競いあうんです
花火のコンテストのようなものかな…
音楽に合わせて花火がうち上がって、らうち上がっては消えていくのは、夜空に絵を描いているようでした
にこにこマークの花火があって、とてもかわいかったです
優しさのおかげで、花火の音が体に響くくらいの距離で見れて、とても幸せでした
出会いってすごいなと思いました
ひとつの行動がいろんなことに繋がること、はじめて実感したような気がします
僕もそんな無限の優しさを持った人になりたいな…