バリアフリー(英: Barrier-free)は、対象者である障害者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。

国際シンボルマーク
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先日、車椅子の利用者さんと産婦人科医を訪れたときのこと。

ホームページ上にバリアフリー記載の大きめの個人病院をみつけたので、その日付き添いで一緒に受診に向かった。

入り口にはコロナ禍での対策として付添人は診察室に入れないことが書かれてあり、簡易的に作られたスロープの登りには消毒スプレー台があり、実質的に車椅子は入れない作りになっていた。

車椅子の方の受診希望の旨を受付に申し出ると、ひとりで診察台に上がれない方は診れないという。

他の病院をあたってくれと。

一瞬にして頭に血が上る。

状況としては理解できる。

でも、バリアフリーを謳っている時点で、理解しうる状況を超えて、介護人の付添は可能なのではないのか。

それがだめなのなら、バリアフリーの記載をホールページから消すべきだと私は思う。

見た目のバリアフリーなんて、誰でもいくらでも作れる。

でもそれは本当のバリアフリーではない。


こういう不当な扱いに慣れているのか、利用者さんたちはあまり怒らない。

私がひとりでぷりぷりと涙をこらえる。

でもきっと、利用者さんたちの心もそのたびに怒り傷つき、人知れず涙を流しているんやろうなと思う。

感情に出しても仕方ないと、ある意味達観しているのかも知れない。

怒ってくれてありがとう、と毎度言われる。

いやいや、利用者さんの前で感情を抑えられないなんて、まだまだです。