性教育について語ろう

イベント開催レポート

 

 

当日は、

0歳から小学校低学年のお子さんをもつ

ママたちが参加してくださり、

0歳と2歳のお子さんたちも

遊びながら和やかにスタートしました。

 

出張コーヒーの香りに包まれたリラックスした雰囲気の中、

まずは三原さやかさんによるミニ講座から始まりました。

 

 

「性教育って?」ミニ講座

 

講師の三原さやかさんは、

元小児科医の先生で、現在は講師業の他子育てチームドクター

として様々な活動されている2児のママ。

 

 

専門家でありながら、一方的に教えるのではなく

「一緒に考えていきましょう」というスタンスのお話に、

会場が一気にあたたかい空気に。

 

心と体の性の話や、性教育で大事な「同意」とは何か。

改めて考えるきっかけになるキーワードが

散りばめられた時間でした。

 

日本と世界の性教育

 

 

続いて、オランダのコミュニケーション教育「ピースフル」

を教えている私から、日本と世界の性教育の違いについてお話ししました。

 

日本が性教育の後進国と言われる理由や、

オランダ・フランスなどがどのように段階的に

性の話を進めているのか。

いきなり体の話を始めるのではなく、

まず「自分と相手を大切にする」コミュニケーション教育

が基礎になっていることをご紹介しました。

 

ピースフルの根底にある考え方は、まさにここにあります。

 

絵本タイム

 

次に、絵本「だいじ、だいじ、どーこだ」を全員で読みながら、

どんなポイントを子どもに伝えると理解しやすいか、

さやかさんと私の2人で一緒に解説しました。

 

参加者の方からは、

「意外と大人が体の部位をちゃんと洗えていないこともある。

だからこそ子どもに教えなきゃと感じた」

「家族だから自然に触れていたけれど、これからは声をかけてからにしようと思った」

など、リアルな気づきがたくさん出てきました。

 

ピースフル「いやだ、やめて」

 

 

絵本をきっかけに、ピースフルのレッスン

「いやだ、やめて」のポイントもお伝えしました。

 

どうしたら子どもが自分で「いやだ」を言えるようになるのか。

声かけの仕方や家庭での練習方法について、一緒に考えました。

 

性教育の本・紹介

 

 

大人向けの本や、さまざまな切り口の絵本を紹介したあと、

参加者の皆さんからもおすすめの本が次々に紹介されました。

 

生理についての漫画や、

ジェンダーレス時代の子育てに役立つ本など、

私自身も多くの新しい本に出会い、

とても学びの多い時間でした。

 

参加者の声

 

 

心配だったことが解消されました。

 

同じような悩みを持つ方が多くて

安心できました。

本を教えてもらえてよかったです。

 

 

今回の参加で、

性教育のハードルが

ぐっと下がりました。

おすすめしてもらった本を

買ってみます。

 

日々子どもを大切にすることが

性教育の土台と聞いて安心しました。

 

性教育は特別な話題ではなく、日々のコミュニケーションの積み重ね。

 

だからこそ、一人で悩むより、

誰かと一緒に話すことで自然にハードルが下がります。

 

今後も、性について安心して話し合える場をつくっていきたいと思います。

次回開催する際は、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね!