こう雨が続くと、なんだか気分までどんより重くなって、お仕事も家事もはかどらない日ってありますよね。
「もっとテキパキこなさなきゃ」
「私ってどうしてこう要領が悪いんだろう」
なんて、自分を責めてしまっていませんか?
でも、どうぞ安心してくださいね。雨の日にこころやカラダが重くなるのは、あなたの気合が足りないからでも、意志が弱いからでもありません。
気圧の変化や日照不足によって、自律神経や脳内のバランスが一時的にゆらいでいるという、カラダのとても素直なサインなのです。
どうして雨が降るとこころまで沈んでしまうの?
雨の日に気分がすっきりしない大きな理由は、耳の奥にある気圧センサーと自律神経の働きにあります。低気圧が近づくと、内耳のセンサーが気圧の低下を敏感にキャッチして、交感神経を刺激してしまいます。
さらに、お日様の光を浴びる時間が減ることで、気持ちを安定させてくれる脳内のセロトニンという物質の分泌も少なくなってしまうのです。
つまり、雨の日の不調は心の問題ではなく、お天気に対する自然な身体反応です。
まずは「今日は身体が頑張って天気に適応しようとしているんだな」と理解して、ちょっとペースダウンするご自身を優しく許してあげましょう。
気持ちがふわっと軽くなる♡すきま時間の気分転換法3選
毎日忙しいあなたのために、ほんの数分でできる簡単なこころのほぐし方を3つご紹介します。
ひとつ目は、たった1分で脳を休息モードに切り替える「雨音マインドフルネス」です。窓をほんの少しだけ開けて、外から聴こえてくる雨の音に静かに耳を澄ませてみてください。「ザーザー」「しとしと」という音の響きにただ意識を向けます。「嫌な雨だな」といった評価は一旦横に置いて、聴こえてくる音だけをそのまま受け取るのがコツです。脳波がアルファ波やシータ波へと整っていき、高ぶっていた神経がすーっと落ち着いていきますよ。
ふたつ目は、胸のつかえを紙にさらりと書き出す「感情デトックスノート」です。お気に入りのノートや裏紙を用意して、「なんだか疲れたな」「今日は一人でゆっくりしたい」など、浮かんだ気持ちをそのままペンで吐き出してみましょう。雨の日は副交感神経が優位になりやすく、普段抑えている本音がふっと顔を出しやすいタイミングです。書き出した言葉を「私、今こう思ってるんだな」と客観的に眺めてあげるだけで、潜在意識の緊張がほどけ、心がすっと軽くなります。
みっつ目は、自律神経の入り口をほぐす「耳マッサージ&温かい一杯」です。あなたのお気に入りの温かいハーブティーなどを一口飲んでホッとしながら、両耳の耳たぶを優しく引っ張ったり、クルクルと回したりしてみてください。気圧のプレッシャーを受け止めている耳の周りの血行が良くなり、頭の重さやだるさが和らいでいきます。カラダの内側からじんわり温まることで、脳に強い安心感が伝わり、緊張していたこころがほぐれていきますよ。
1日の終わりは「自分をほめる言葉」でこころに栄養を
夜ベッドに入ったときやふと立ち止まったときには、自分自身に優しい言葉をプレゼントしてあげましょう。
「今日も一日、本当によく頑張ったね」
「完璧じゃなくても大丈夫」
と心の中で語りかける言葉を、心理学ではアファメーションと呼びます。
私たちが普段何気なく使う言葉は、そのまま心の深層(潜在意識)にしみ込んでいきます。
自分をねぎらう言葉を意識してかけてあげることで、固くなっていた緊張がゆるみ、温かい安心感で満たされていきますよ。
雨の日は「こころを甘やかして大切にする日」
雨の日は、外に向かっていた意識を自分に戻して、こころをたっぷり休ませるために与えられた特別な時間です。全部を完璧にこなそうとせず、今日はちょっと自分を甘やかしてあげませんか?静かな雨音をバックグラウンドミュージックにしながら、ご自身を優しくいたわる一日を過ごしてみてくださいね。
