だいぶ前の話で恐縮なんですが、
夏の始まり頃に、MAQUIA

（http://maquiaonline.com/ ）で
「印象的な瞳」がテーマの

ページを担当しました。

この時の撮影で、あらためて驚いたのが
“インサイドライン”の効果。

下まぶたのキワギリギリ、
粘膜の部分にホワイト系の
アイラインを入れるメイクテクですね。

インサイドを入れたモデルさんが
カメラの前に立ったとたん、

「スゴイ、目元が断然明るい！」
「入れてない時と、全然違うね！」

と、その場に居たスタッフ全員から
どよめきが起こったほど。

目元全体の明るさはもちろんなんですが、
瞳の「うるうる感」にも差がつくんですね～。

サテ。
そんなインサイドラインですが、
現在市販されているものは、
パールの効いたキラキラ系が多いはず。

がしかし。
この日ヘアメイクを担当して下さった
小澤美和さんのオススメはというと――。

パールナシのマット系、
しかもベージュなんです。

「パールは光沢感が強いタイプだと、
人工的に見えちゃうことがあるんです。
普段のメイクでナチュラル感を追求するなら、
キラキラ系よりも、断然マット系がオススメ。
あと、目の粘膜はピンク色なので、ホワイトよりも
ベージュのほうが自然になじむんですよ」

とのこと。ナルホドー。

ちなみに小澤さんが普段愛用しているのは、
NARS　ラージャーザンライフ　

ロングウェアアイライナー8056。

この日のメイクに使ったのは、

ジルスチュアート　アイライナーペンシル02でした。
（後者は偏光ピンクでほのかな光沢感アリ
　撮影用にはこのくらいの華やかさがちょうどいいそう）。

アリとナシでは瞳の美しさに
格段の差がつくインサイドライン。

それだけに、プロは微妙な色の質感や
ぼかす範囲にミリ単位で
こだわるんだなあと感動しちゃいました。

うるうるの魅力的な目元を手に入れたい方、
プロのインサイド術、ぜひ、お試しを！

レフ板効果、恐るべし！ プロのインサイドライン術