おはようございます
仙台のクリスタルボウル 奏者 ホリスティックセラピスト
えんどうそのこです
読んでいただきありがとうございます
このブログでは私のライフヒストリーを綴っています
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前回 詩のことを書いて
好きだった詩を読みたくなりました
今日 久しぶりにひっぱりだしたのは
大人の詩人の詩集ではなくて
小学校の先生だった 灰谷健次郎さん 他が編集した
『たいようのおなら』という
小学校入学前から小学生ぐらいまでのこどもたちの詩を収めた詩集です
中に収められている詩を
何編か紹介します
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い ぬ
つかだ けんじ 6才
ぼくはいぬがだいすきです
ぼくはいぬを
そとにだしてあげます
ぼくはいぬと
あそんでやりました
ぼくはしとリぼち
ぼくのいぬがきました
いぬとぼくとあそびました
ぼくのいぬがきてよかったね
いぬとぼくと
うちであそびました
いぬとぼくと
てれびをみました
いぬとぼくがさぶいから
こたつをしました
いぬとぼくといっしょに
こたつのなかにはいりました
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おとうさん
やなぎますみ(6才)
おとうさんのかえりが
おそかったので
おかあさんはおこって
いえじゅうのかぎを
ぜんぶ しめてしまいました
それやのにあさになったら
おとうさんはねていました
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こどもたちの詩を読むと
こどもって
こんなふうに感じているんだと思ったり
どこかきゅーんとして
自分の中にいる
小さなこどもを思い出したりもします
ああ そうだったと きゅーんとするだけじゃなく
自由で豪快で型破りで
大笑いしてしまうものもあります
純粋さ
無条件の信頼
傷つきやすさ
どこまでも自由で奇想天外な想像力・・・
どれもこれも
私たちの中にある こども の本質なのでしょうね
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「たいようのおなら」
にしづかえみこ(7才)
たいようがおならをしたので
ちきゅうがふっとびました
つきもふっとんだ
星もふっとんだ
なにもかもふっとんだ
でも うちゅうじんは いきていたので
おそうしきをはじめた
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明日に続く・・・