2月の初めにパパの友達が亡くなり、お別れを言いに行って来ました。
朝早かったから、前日に好きなお花屋さんでお花を作って💐
白ベースでお願いしたらアンスリウムの緑を入れてくれました😊
おしゃべりで調子がいい人で、いろいろあったから「うちのパパ振り回さないで!」って言ったりした事もあったけど、病気が良くなったって元気そうな時期もあって、でも段々痩せて来たなぁとは思っていて、去年の暮れに再入院して、パパが「お見舞いに行きたい。」って言って「じゃあ行こう。」と今年の初めに病院に行った時にはガリガリに痩せていて、私は何て声を掛けてあげたらいいのか分からなかったです。
帰って来てから、パパも「来て欲しくなかったかな。」「あんな姿見られたくなかったかな。」と言っていました。
それからは彼から何の連絡もなく、10日後にLINEで「助けてほしい。」とあり、2人で来て家族と一緒に医師の話しを聴いてほしいと言って来たと言われました。
元々プライドが高く、家族にも病気の事をあんまり話してなくて、自分1人で治せる位に思っていた彼が、いい意味で開き直って私達を頼ってくれてると思いました。
パパも「やっぱりお見舞い行って良かったな。」って言っていました。
約束の日、ご家族と一緒に先生の話しを聴きました。
私は傾聴の勉強もして来たし、妹の時もセカンドオピニオンとか医師の話しを伝えたり、いろいろ経験して来たから、先生の話しをメモして、分からない所は質問して、彼に白板に書いてこういう選択肢があるよと伝えました。
彼は自分でいろいろ調べて理解した上でこの治療はするけど、これはやらないとしっかり自分で決めていました。
妹もそうだったけど、自分のアイデンティティとか美学とかそういうものをしっかり持っている人でした。
彼は亡くなってしまいました。
私がちょうど自分の用事で近くまで行っていた日です。ちょっと病院に寄れば良かったかなと思ったりもします。
ちょうどこの曲聴きたいなと思って繰り返し聴いていた日です。
いつも急に「よっ!」と言って来て、「じゃあね!」と言って振り返らずに右手を挙げる人でした。
もうあんな風に急に来たりする事ないんだなと思うと寂しい気持ちです。
姪の子供が産まれて逢いに行って、パパの友達が亡くなってお別れをして、生と死の狭間で生きている私達。
今生きている事に感謝して精一杯生きたいなと思いました。