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Peace Study Notes

一筆書きでつづる素晴らしき世界のスケッチブック

 Peace Study Notes

 滝ガールは要Check it! 赤目四十八滝を擁する三重県名張市に存在した

 伝説のセレクトショップ 『Simple is the BEST!』 店内写真

 よくみると フックの少しななめポジショニングが 人間味を醸しだす

 

 【フック 】 チャールズ・イームズ/ハング・イット・オール(1953年)
 【バッグ】 テンベア


厳冬 重ね着で外出
トイレに行きたくなる あわてて個室にかけこむ
Oh!shit! 便器にsitしたいが 服をかけるフックがみあたらない…
敏腕クライマーでも とりつく岩がない つるつるだ


今は金より フックが欲しい
時間が コマ送りですすむ 冬なのに額に汗が滲む
小さな祈り 空を仰ぐ


Oh my god!
フックをみつけた! トイレ・ドアに絶妙なポジショニング


おもわず嫉妬する ホスピタリティー
こんなところにもいた トイレの神様 


おもわず想像する オーナーの仏顔
店への愛が めばえはじめる


金がない 傘がない フックがない
なくなって はじめて気づく みえないもの


デザインとは 心だ
みえないものを かたちにするもの
ただしすべては眼にみえない



 Peace Study Notes
 ※本文とは直接関係ありません お食事中の方すみません
 

 【フック 】 近所のモス・バーガー/トイレ・ドアのフック
 【バッグ】 De Martini(ディ・マティーニ)


Peace Study Notes

ちょうど約2年前の2008年11月末
僕と息子をのせた緑の車が 奈良のシュー・プラザ橿原店をめざす
西名阪自動車道を郡山ICでおり ひたすら南へ向かう


きっかけは数週間前 近所のダイエーにシュー・プラザ吹田店がはいってて
ふらっと通りかかりに HIPなスニーカーと眼があう
ナイキ・ブレイザーのデニムver しかもHi & Lowカットが山積みだ


かっこえーと思うや値札を裏返す セールで確か両方 定価7,000円の半額3,500円である!


昔履いてたスニーカー何足も 加水分解で パカっと悲しい別れをしており
漠然とオールデンを夢見てたんで 夢が遠のくと 心を鬼にして 靴に背中を向けた


そんな葛藤が数日続く
いやまて 古本と同じで つり逃がした魚は二度と釣れないぞ と天の声がきこえた
Hiカット持ってなかったし ファットなスウッシュがセクシー
Hi & Lowまとめて大人買いだ
覚悟を決め 手に汗を握り 店に向かう サイズ残ってますように・・・


な・ない…! 俺の人生こんなん多い 気分は名探偵 どこかに移動しただけさ!
かすかな希望を胸に 店内をぐるぐる回る
不吉な物体をロック・オン 厳重に包装されたでかいダンボール箱が 店の隅に鎮座する
ちょうど山積みされてたブレちゃん達が 全て収まりそうなサイズだ…
眼をこらすと 宛先がシュー・プラザ橿原店となった伝票がペッタリ
平静を装い 店員さんに聞くと やはりブレちゃん達で

売れ残りのため 他店に旅に出るとのこと
NOT FOR SALEを曲げさせるほど 僕は豪腕ではない… 心に青い炎がともった


数日後 たまたま三重の実家に当時4歳の息子と帰省予定だった
妻は長女を出産したばかりで 留守番だ
地図を確認して可能性を探る ルートのイメトレはばっちりだ
息子よ ごめん 僕の背中をみてくれ
考えるな 感じろ…


僕と息子をのせた緑の車が 奈良のシュー・プラザ橿原店をめざす
西名阪自動車道を郡山ICでおり ひたすら南へ向かう


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【 NIKE / BLAZER(ブレイザー)】
ナイキが1972年に初めて市場に投入した
ナイキ初のバスケットボール専用シューズ


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ぐるんぱのようちえん

作:西内 ミナミ(にちうち みなみ)  絵:堀内 誠一(ほりうち せいいち)  福音館書店 1965年発行


だんとつ 僕に大きな影響をあたえた 大好きな絵本
ひろがる小宇宙は 心と体の細胞の一粒々々にまで しみわたっている


作者に関する知識は 大人になってから得たものだが これがまたすごい
堀内誠一ワークスなのだ! アンアン創刊にたずさわった 天才ADである
点が線になった瞬間 驚愕した

西内ミナミさんは未知だが 巻末作者紹介によると
東京女子大学卒業後 在学中より児童文学創作を志すが
広告会社にコピーライターとして約10年勤務
堀内誠一氏のすすめにより はじめての絵本『ぐるんぱのようちえん』を書くとある
その他作品は未読だとおもうが 恐らく最初にして最高傑作なのではないだろうか
とさえ思える完成度だ


主人公は「ぐるんぱ」という名の大きな象 孤独な生活で スメルがただよう
ノーフューチャーぶりを心配する他象達が 会議の結果 町に働きに出させる
川でみんなに洗ってもらい リフレッシュしたぐるんぱは 意気揚々と町に繰り出す
ビスケット屋 皿工房 靴工房 ピアノ工場 自動車工場 の門を叩いていくが
出来上がったプロダクツは 象だけに ことごとくオーバーサイズ 即クビに
飛び入りの象に作らせるオーナーもすごいが まがりなりにも完成させるぐるんぱもすごい!
不良品をかかえたぐるんぱは 12人の子供を持つお母さんに出会い
子供の世話をたのまれ Myピアノをひいて歌いはじめる
そこに子供たちがワラワラとやってきて…
僕にとっての桃源郷がそこにある


慎重にすごい本質をあぶりだしてみる


簡素なタイトル グルーヴ感ある簡素な文章 極彩色で大胆な絵
ナンセンスな遊び心 編集感覚 物づくりへのあたたかいまなざし 無償の優しさ


金子みすずの言葉 「みんなちがって みんないい」がきこえてくる