8月
先週、石巻に仕事で行ってきました。
なかなか本活動チームで行くことができずにいましたが、5ヶ月が経とうとしている現在も爪痕が色濃く残っていました。
明日、お世話になっている宮城野区役所の方とお会いして僕達にできること等々種々の状況を聞く予定です。
植物の力を使った心の復興の為、メンバー皆で力をあわせて進んで行きたいと思います。
今野カズオ
快晴
快晴の仙台市。
震災後は様々な障害がありましたが、現在の街は普段通りの生活に戻っています。
当プロジェクトのメンバーも、週末各々の仕事に追われなかなか被災地に行くことができませんが皆頑張っております。
東北ピースパームプロジェクトは皆様からの真心の支援金を元に活動しております。
又、一緒に活動して頂けるメンバーも随時募集しております。
ゆっくりですが一歩づつ歩みを進めて行きたいと思います。
震災から4ヶ月
震災から4ヶ月が経ちました。
仙台市街は震災前と変わらない状況になっています。
しかし、甚大な被害をうけた被災地はまだまだ困難な状況が続いています。
東北平和の手のひらプロジェクトを立ち上げるきっかけを作ってくれた、石巻のフェアトレード東北では引き続き物資援助・団体への義援金・ボランティア等を必要としています。
現場を調査し、被災地の方々の要望を元に現在一番必要なものを伝えています。
私達は植物の力で心の復興を目的としていますが、物資支援等現場のリアルな情報はこちらにあります。
できることで構いません。
是非ご協力をお願い致します。
大沼英樹さん
大沼英樹写真集
それでも咲いていた千年桜
―大震災の後、なおも懸命に花を咲かせる被災地の桜は何を語るか―
長年、全国の桜を撮り続けてきた著者が、心を震わせ記録した記憶されるべき桜たち。桜は被害者であり、目撃者であり、証言者であり、そして未来への希望だった。どんなに厳しい現実のうえにも春はめぐり、明けない夜もないのだ!
2011年3月11日午後2時46分。国内観測史上最大、マグニチュード9.0の巨大地震。死者1万5270、行方不明者8499人、避難者10万2273人(5月30日現在)という未曾有の大災害が東日本全域を襲った。
宮城県仙台市に住み、全国の桜のある風景を撮影している写真家大沼英樹は、瓦礫の中で懸命に咲き続けようとする桜を探し歩き、生きようとしている命の桜を記録した。これまで十年近くにわたって全国の幸せの桜を撮り続け、昨年2010年には窓社より写真集『お伽噺桜』出版した。今回はそれに続く第2弾。
「桜をめぐる旅で、今回のような悲しみと怖れ、そして怒りを覚える桜に出会ったことはありません。なかでも瓦礫と化した街路の脇に佇んでいた一本桜は、まるで「鬼」のような形相をして何も言わず、ただじっと立っていました。僕は、そこから動けなくなり、結局夜明けまでシャッターを切り続けました。夜、流れ星が何度も輝きながら落ちていきました。僕は、この桜の樹の下で昼夜を過ごしながら千年後、どんな困難にあっても人々がそこから立ち上がることができるように、被災地の桜の記録を残そうと心の中で誓いました。」と語る。
この大震災に生き残り、耐え抜いた桜の命を、せめて千年は語り継いでほしいとの願いをこめたタイトル「千年桜」
人間の中に自然があるのではなく、自然の中で人間が生かされているということ、どんなに厳しい冬があっても、春は必ず巡ってくること、そして明けない夜はないとの<希望> の写真集。
大沼英樹 著 (株)窓社 刊 2011年7月18日発売予定
64ページ A-4変形 オールカラー 2.500円(予定価格)
大沼英樹 プロフィール
1969年山形県天童市生まれ、仙台市在住。 社団法人日本写真家協会会員
1991年写真家 宍戸清孝氏との出会いにより写真の世界に入る。
約7年間助手を務めその後独立。毎年春になると全国の桜のある風景を撮影している。
写真展多数開催
2005年 宮城県芸術選奨新人賞
2010年 写真集「お伽噺桜」を窓社より出版
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2011.7.19(火)20(水)
大日如来夏祭り期間中デコラテさん店内に
「それでも咲いていた千年桜」
の写真集と作品を展示販売いたします
場所:DECOrate
980-0811
仙台市青葉区一番町1-11-1
TEL022-267-1070
OPEN/12:00▷20:00
http://www.decoratetic.com/
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2011.7.22(金)27(水)
11:00~19:00(入場無料)最終日は17:00まで
大沼秀樹写真展 PEACE LINE
旅の道中に出会った虹や地球の線の写真展。
会期中は作品を展示販売致します。
お買い上げいただきました作品はその場でお渡しします。
また、このたびの東日本大震災で被災しながらも
花を咲かせた、桜の記録を写真集として出版することになりました。
写真展とあわせて、ぜひご覧ください。
場所:南町通りオープンギャラリー“くりすろーど”
〒980-0811
仙台市青葉区一番町1丁目4-26
S・A RUMINA ビル1F
TEL・FAX 022-265-1487
心のケア
震災から2ヶ月が過ぎました。 仙台市内は平常を取り戻し、街は普段通りに動いています。
でも、連日流れる原発の不安な状況や、復旧までに相当な時間を要する被災地区の報道を見聞きすると、表面だけで根っこの部分は何も変わっていない事を改めて感じます。
先日、甚大な被災を受けた友人が話していました。
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{ 頑張ろう東北!}や{ 負けるな宮城! }とか様々な応援を頂き、本当にありがたくて感謝の気持ちで一杯だと。
でも、当事者の僕達は{頑張ろう}とかでは言葉が軽すぎる。
みんな頑張ってきた。 一生懸命生きてきた。
だけど、家族も家も思い出の物も全部一瞬で無くなってしまった。
誤解されるかもしれないけれど、この悔しさは【 仇討ち 】に近い感情がある。
だから、今生きている者達は亡くなった家族や友人の為にも、絶対にこの先の人生を勝たなければ駄目なんだ。
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と言っていました。
地元の消防団は既に捜索活動を打ち切っていますが、未だ見つからない仲間が多く、住民が自主捜索をしています。
壮絶な体験をしてしまった子供達の心のケアも必要です。
私達、東北平和の手のひらプロジェクトは被災地に花を届ける活動を行っております。
復興まで長期にわたる行動が大切です。
皆様の真心のご支援よろしくお願い致します。
Touhoku peace palm projiect 活動支援金のお願い
Human Power
崩壊した神社の瓦礫を泊り込みで地元の人と一緒に片付けていた戦場カメラマンのエマニエル(中央)とフェアトレード東北の布施さん(右)。
この布施さんと言う人は本当に凄い。心から尊敬します。
ご自身の実家も津波で無くなり大変な被害を受けている中、行政の手が行き届いていない孤立集落へ毎日のように通い物資を届け、様々なケアを続けています。
大きな避難所には救援物資がどんどん届いていますが、がけ崩れの危険がある離島は後回しににされているのが現状です。
今回僕の石巻での活動もこの方のご尽力で実現しました。心の癒しやみんなの調和を図るためにお花の力は必要ですと言ってくれました。
フェアトレード東北ではGWのボランティアや現在必要な物資、義援金、ご寄附等々の情報を随時お知らせしています。
支援活動は長期になりますが、僕達一人一人が“自分にできる事”を考え行動し続ける事が、共に復興していくという事です。
できる範囲で構いません。是非ご協力お願い致します。
NPO法人フェアトレード東北のブログ

