いくつもの音が交差する中で AKB小説

いくつもの音が交差する中で AKB小説

AKB、SKEの名前を使った小説書いてます。 ただし、小説を全てフィクションです。

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本を一度読み始めると止まらないっていう経験は誰もがしたことがあると思う。

勉強の合間に少しだけ読書をしようと思って気がついたら寝る時間になっていたなどの経験をした人も、何人もいるはずだ。

読書を始めたら時間を忘れて入り込んでしまう。面白い内容なら尚更。

今日、俺が読んだマンガがたまたま面白かっただけだったんだ。俺が時間を忘れていた理由は。

一章だけ、と自分に言い聞かせて読み始めたのだけど、結局その巻の最後まで読んでしまっていた。時計を見ると当たり前のように遅刻の時間。

相変わらず、時間にルーズな自分にため息を吐いてしまう。

一日目から遅刻だなんて高柳先輩にバレたらなんて言われるのだろうか。

呆れられるだろうか? いや、彼女なら笑って許してくれるはず。

そんなことを思いながら、さっさと着替えると、学校に向かって駆け出すことにした。


◇◆◇◆◇◆



学校に着くと、夏服の大群がせっせと体育館へ移動していた。それを見て、朝のHRに間に合わなかったことを察してしまう。

まあ、始業式に間に合ったから今日来た意味はあるとは思う。これで始業式にも間に合わなかったら学校に部活をしにきただけになってしまうからな。

急いで教室にカバンを置きに行ったけど、誰もいなかったから少しだけ寂しい気分になったのは内緒だ。

一人で体育館に入るのは少しだけ心細かったから誰かいたらよかったのにな。遅刻するのが悪いんだろうけど。

ただ、みんな座ってる中に入って行くのは少しだけ恥ずかしい気がしたので、それだけは避けようと早歩きで体育館へ向かった。