息子のお迎えのため学校へ行ったとき、偶然彼のクラスが中庭で音楽の授業を行っていました。


その光景を眺めていると…


輪になった生徒の真ん中にフラフープが置いてあって、そこにお手玉のような、豆の入った手のひらサイズの袋を投げ入れるということをやっていました。


で、女子投げて!と先生が言ったとき、息子は何を勘違いしたのか、袋を女子と一緒に投げてしまいました。そして先生が「袋を拾って!」と指示して、女子が一斉にフラフープに向かって駆け出しました。


女子の番だからと、息子はちょっとボーっとしてしまっていて出遅れました。

ひとりの女の子も出遅れて、でもその子よりもさらに遅かった息子は、取ろうとした袋を先に取られてしまい、みるみるうちに機嫌を損ね、ついに泣き出してしまいましたガーン


数人のクラスメイトが駆け寄ってきて、息子を慰めてくれています。

そのうちの何人かが私の姿を見つけて「ちゃまが泣いてるよ~」と知らせに来てくれました。


ありがとう、とだけ言って、とりあえず事の成り行きを見ていましたが、そこで終業のベルが鳴り、さよなら~!でした。


まだ拗ねて泣いている息子のもとに先生がやってきて「ちゃま、これは先生が家で作ってきた袋だよ。みんな同じ柄じゃないんだよ。花柄とストライプ。なので全員が花柄を持てるわけじゃないんだよ」と説明してくれました。


あーーー。なるほど!花柄の袋がほしくて泣いていたんだ…。


でも、Year1の生徒って、こんなことくらいじゃ泣いたりしないよね、きっと…。


これが自閉症児の「切り替えの悪さ」なんだろうな、と思いました。

これがダメならあれ、という切り替えが難しい。まあ子供なんだし、そんな簡単にできることではないかもだけど、それでも定型の子に比べたら、そこが息子の弱点なんでしょう。


私からも「ちゃま、あの袋に「ちゃま」って名前書いてあったっけ?書いてないよね?ってことは、それは学校の備品であって、生徒全員でシェアするものなんだよ。自分が気に入った備品を自分だけで独占するってことはできないんだよ」と諭すと、なんとかわかってもらえたようでした。


学校生活、順調にいっているようで、実はこんなことが頻繁に起こってるのかもしれないなあ。

でも慰めに来てくれた子たちの、なんて大人びていること…。とても同じ年齢とは思えないわ叫び


他の子と比べない。息子自身の以前の姿とだけ比較すると決めていますが、それでも「はぁぁぁぁぁガーン」とはなります。ま、現場を目撃できてラッキーでした。こういうことか!って分かったから。


焦らずゆっくりゆっくり行きましょう。