「人を動かす」デール・カーネギー著
他人を動かしたいなら、
自分の要求を突き付けて説得をするのではなく
相手の「自己重要感」を満たすことに努めろ。
そうすれば、人は動く。
という内容の本。
世界中で大ベストセラー。
実は一昨日、かなり攻撃的な文章でクレームメールを
初めて直接やりとりをする人(組織)に送ってしまい、
その後、担当から返事メールをもらったけど、
その内容は状況が大きく変わりそうな内容ではなかった。
実は、最近は会社から帰宅後、家にamazonも有料サービス
オーディブルをイヤフォンで聞きながら入るという習慣を続けていて、
ちょうどこの「人を動かす」を聞いている。
んで、そのメールを送ってしまった夜にも聞いていて
「あーしまったな」と。
なんていうか。悪い例としてもってこいの対応をしてしまったと後悔した。
もう、この本は何度か読んだり聞いたりしているのにこの有様かと。
それで、反省して、次の日注意して、相手の立場に立って、また相手の存在を肯定し、
相手を信じることを前提として、相手の自己重要感を回復できそうな内容で
かつ、自分の中で嘘にならない、というものを書き再度メールを送った。
そうしたら、動いた。
2度目のメールの返信内容は、1度目とは雰囲気が全く違い、
私の意見に対する感謝の言葉とともに、
「あなたのアイデアはとても参考になるから、ぜひ今後も意見を欲しい。
ぜひ会って一度話がしたい」
というような。内容。
さて。
確かに最初のアプローチの際とは異なり人が動いて、
自分が最初に求めていたものがより形になりやすい状況ができたように思える。
ただ、こんな教えられた方法で人を動かしていいのか?とも。
こういのはきっと、自然にできる人もいて。
本物の真似をしているようで、少し、後ろめたい気もする。
が、こう書いていて非常におかしい感じがするので、きっとこれでOKなんだろう。
本物の真似をしているうちに、本物に近づいていくのって、
きっと当たり前なんだろうな。