性的二次被害。性犯罪、性暴力やレイプの被害者が、その後の経過において、更なる社会的心理的ダメージを受けること。具体的には、事情聴取をする警察官や性犯罪・性暴力やレイプ被害者を診察する産婦人科医が、「あなたにも隙があったんですよ」などと被害者にも責任があるという発言をすること、あるいは好奇心的な目で見ることなどによる。
また、人権保障のため、原則公開されている法廷で、弁護側が被告人のために行う主張や尋問それ自体が被害者を傷つけることや、いかに主観的には被害者に同情的で、犯人を批判することを目的とした報道や接し方でも、その事件が話題にされること自体が被害者にとって苦痛になることもある。これに配慮し、公判での被害者側プライバシー配慮は、顔を隠せるなど近年進んでいる。
その心理的社会的ダメージの影響としては、被害者の安心感が損なわれること、無力感が強まること、人間不信が強まること、性犯罪・性暴力やレイプ
そのものへの恐怖がさらに高まることなどがあげられる。
セカンドレイプを防ぐには、性犯罪・性暴力やレイプ事件に関与する、司法関係者、警察、医師などが持つ、レイプ神話をはじめとした誤った性犯罪・性暴力やレイプ理解、誤ったセクシュアリティ理解を是正する教育が必要である。