2月17日に平成27年度前期講座の学生募集が締め切られました。
現時点での応募状況ですが、おかげさまでほとんどの講座が開講できそうな感じです。
特に、アイパッド講座とインターネット講座は応募者数が多くもしかしたら抽選となるかもしれません。(^^ゞ
たくさんのご応募ありがとうございました。
詳しくは、3月上旬に封書にて平成嚶鳴館事務局より連絡が届く予定ですので今しばらくお待ちください。
吾唯足知
さて、昨日、平成嚶鳴館の講座「般若心経を読み解く」を受講してきました。
※4月からもう一度受講する予定です。
その中で、教えていただいたのが、このブログ記事タイトルの「吾唯足るを知る(吾唯足知)」という言葉です。
「われ ただ たるを しる」と読み、一言で言うと「人は欲張らず、今の自分を大切にしなさい」という意味で「足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送ることが出来る」ということのようです。
京都・竜安寺にある蹲踞(つくばい)に刻まれている言葉として有名なようですが、東海市のしあわせ村の中にもあるということで、探索してきました。
しあわせ村内にある、茶屋「嚶鳴庵」の庭に中にありました。
ご存じ大仏さんです。阿弥陀如来坐像です。奈良の東大寺の大仏さんよりも大きいです。
看板
嚶鳴庵入口付近
筒状のものが「つくばい」らしいです。
以前来たときは、灰皿かと思ってました・・・(^^ゞ
「つくばい」とは?|Wikipediaより
つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。
もともと茶道の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりである。茶事を行うための茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用する。
筒の上部に文字が刻まれています。
中央には水を入れる四角いところがあります。
四角いところを漢字の「口」に見立てて読むと「吾唯足知」と読めます。
お釈迦様のことばに「小欲知足」というものもあるようです。
人間には、食欲、性欲、睡眠よく、金銭欲、名誉欲、があります。これらが無ければ人間は生活できません。
しかし、人間の欲望は際限がありません。どこかで満足することを知らなければ幸せにはたどり着けないという教えだそうです。