写真:お花と子ども | photo AC


こんにちは。

「パソコン一休さん」こと、いわいたかゆきです。


+++++

僕は、パワーポイントでスライドを作るときに写真をたくさん使います。



写真は、スライド全体に表示させることも多いです。



文字だけでなく写真を使うメリットの一つは、見ている人に一発でイメージが伝わるということです。



しかし、その際に写真の上に文字を配置すると写真の色合いや明るさによって文字がはっきりと読めなくなる場合があります。



こんな感じです。



女の子の髪の毛や背景の濃い部分に掛かった文字は読みづらくなっていますよね。





そんな時に文字を見やすくする方法を3つご紹介したいと思います。



1.黒文字に透過した白背景(もしくは、白文字に透過した黒背景)

2.文字効果(光彩)を利用

3.袋文字




上記の3つの方法をよく利用します。




それでは、ひとつずつ紹介します。



1.黒文字に透過した白背景


テキストボックスの背景を白色で塗りつぶし、透明度を40~50%くらいに設定します。

※透明度の数値はお好みで変えましょう。



白文字に透過した黒背景にしても同じような効果があります。





それほど難しい知識が必要ないのでお手軽に利用できます。


この白と黒の組み合わせはどんな背景写真でもマッチするので、困ったときは使ってみてください。


2.文字の効果(光彩)を利用


次の方法は、文字の効果から光彩を使います。


光彩とは、文字から光が出ている感じにする効果です。


下の例では、白色の光彩をつけ、透明度を0%、サイズを17ptに調整しています。




こちらは、色:白、サイズ:50pt、透明度:44%に設定しています。





この方法は、輪郭がどうしてもぼやけてしまうのが難点です。(;´・ω・)




輪郭をくっきりはっきりさせたい場合は、3つ目の方法がおすすめです。



3.袋文字


通称「袋文字」と呼ばれる文字の輪郭をくっきりと縁取っている文字にしています。


輪郭をはっきりさせたいという方におすすめです。



パワポの標準機能で「文字の輪郭」というのがあるのですが、実はこれあまり使えません・・・



何故かというと、輪郭を太くすると輪郭が内側に食い込んで、下図のように文字がつぶれてしまうのです。






では、どうやって作成するかというと、



元のテキストボックスをコピーして下側のテキストボックスの書式を変更して重ね合わせます。



下のテキストボックスは、文字の輪郭で色:白色、幅:10ptにしてあります。







わかりやすいように、テキストボックスをバラしてみました。


黒文字のテキストボックスを太い白文字の上に重ねて作っています。





このようにもうひとつコピーを作って、3重にしても面白いですね。





ただしこの方法、テキストボックス内の文字に変更がある場合は、コピーしたものも含めてすべて変更が必要になってきますので、作業としては一番最終段階でやるのがおすすめです。(^^




是非、試してみてください。(^^




最後まで、ご覧いただきありがとうございました。




【おすすめ講座・勉強会情報】


・『知識ゼロからはじめるLINEスタンプ作りに挑戦/第8回』
2016年12月20日 13:00 - 22:00 ⇒ 詳細ページ


・『知識ゼロからはじめるLINEスタンプ作りに挑戦/第9回』
2017年1月20日 14:00 - 21:00 ⇒ 詳細ページ


・『セミコングランプリ2017』
2017年1月29日(日) ⇒詳細ページ


いわい たかゆき
プロフィール
ブログ記事一覧





facebookグループにて、パソコン、スマホなどに関する疑問・質問にお答えしています。

起業家のための、パソコン&スマホの苦手克服隊!




icon_check いつでも質問OK


icon_check どんな質問でもOK


icon_check 何度質問してもOK