
アムウェイ活動をしていらっしゃる人と接する機会があり、誘われてさわりの部分をかじってみたので、アムウェイの実態について書いてみた。
まずアムウェイをするうえで真っ先に志すことはビジネスである。ビジネスの結果バブリーでキャッチーな生活をほのかに夢見るのだが、まず現実的に普通の生活をするだけの収入を得る上で、まずどれだけの人に出会わなければならないかを考えてみよう。SPと呼ばれる達成して一人前のランクを達成するまでに140人ほどの人から月5000円程度の出費を定期的に得なくてはならずそのためには700人近い人と出会う必要がある。一日数人との出会いだとして達成するのは容易ではない。ハードルを下げよう。月5000円の収入を得るためには、自分が紹介した人が5人いて毎月三万円の消費をアムウェイで実施してもらわなければならない。難易度は高い。権利収入というフレーズから誤解を受けるかもしれないが、アムウェイの代表的なスターである中島薫氏は遊んでいるわけではなく24h365hアムウェイ活動を欠かさない。仕事をしていないわけではないのだ。当然その下で働くメンバーも同様である。アムウェイという営業活動を進めるには当然友人との金銭が発生することから常にリスクと隣り合わせである。一方、アムウェイを勧誘される側からしてみれば、突如割高に見える商品を買うことを友人から進められることから友人そのものに一定の抵抗感を持ち始める。金銭的なものは基本的にゼロサムゲームであり、収支モデルとしては第三者が入らないことから、営業をする人との一騎打ちである。当然どちらかがどちらかをついばむのだろう。突如何かを入れこまれたかのごとく営業に豹変することから男子野に出れば周りは敵と心得よと言う昔の標語がよく似合う。だがそこまで過敏な反応は彼らにとって心外であるのだ、なぜなら本当にいいと心から信じているから製品を売っているのである。著者が使用した感想ではアムウェイ製品は製品すべてに独特の使用感言い換えると国内で流通している製品に無い使用感を持つことから良品とされる。歯ブラシは確かに使い心地がいい。ただ、ソニッケアーとの比較ではソニッケアーが勝ってしまった。電動が楽なのだ。電動歯ブラシはアムウェイでは取り扱いが無い。
次にアムウェイを取り巻く人間模様について触れたい。身の回りにある生活用品はすべてアムウェイにブランドチェンジ可能である。中嶋薫氏が展開するブランド"heckel"を身に纏い、浄水器の水を飲み始め無水フライパンを使い始めれば立派なアムラーの出来上がりである。heckelのピンバッチやエクセスの缶ジュースを電車の中やイベント会場で取り出せばアムラーとしての信号を発信していることになる。アムウェイ主宰のイベントではこういった製品を持つことで仲間感を確かめ合うのである。アムウェイにはアップラインというチュータが存在しており、アムウェイの営業活動をするにあたり必要な知識や考えさらにはモチベーションの維持法まで伝授してもらえる。上手く活動を進めている人のやり方をスライドするという考えがアムウェイ内で浸透しているため、理解が及ばないということは無いだろう。アムウェイではアップラインを中心としたグループ単位で活動を進めることが多くグループ間の交流も多く行れれている。
商品を消費したくもあり、ビジネスとして収入を得たくもあり、同じことをする仲間を得るというサークル感を得たくもあり、何より時間的な制約から取り離されるというサラリーマンにとっては蒼く見える期間を得たくもあるという欲求がアムウェイには渦巻いている。これらの要素が入り混じった何かを得たいがためについ本質を見失いがちになるだろう。