I'm Swayin' In The Air -29ページ目
先を急ぐサラリーマン達
重い頭を一様に下げ
カツッカツッカツッ
渇いた音をたて
険しくひきつった顔が
過ぎ去っていく

穏やかな夜空が
静かに流れる雲が
現実社会の
イライラを
ストレスを
体の奥底から洗い流す
帰りの帰路に迷い
暗闇をさ迷い続け
紅く染まる光に
たどり着く

冷えきった体を
空になった頭を
精一杯反り返し
『ただいま』
輝き
流れる雲
妖しく、美しく


リサイクル
今日の役目を終え
明日へと繋ぐ


緑生い茂る
柔らかく、優しく



穏やかな夜に
あなたを感じ
あなたの傍らに
『おやすみ』

静かに降り続く
小さな粒がゆらゆらと
行く先を濡らし
草木を濡らす
傘の隙間を縫うように
体を濡らす
空を見上げ
体の力を抜き
静かに見渡し
心の力を抜く

今日の雨が
明日の青空に
今日を締め括り
明日を夢見て
『おやすみ』

