I'm Swayin' In The Air -11ページ目

I'm Swayin' In The Air

ブログの説明を入力します。

オレンジ色の光り

みなを等しく照らす





桜のつぼみを

生い茂る木々を

二人乗りする自転車のカップルを

ジョギングする人逹を

散歩のおじいちゃんを





響き渡るさえずり

何処からともなく

「ホー ホケキョッ♪」






I'm Swayin' In The Air-SN3S0231.jpg
I'm Swayin' In The Air-SN3S0239.jpg
I'm Swayin' In The Air-SN3S0234.jpg






『おはよう♪』





涙を拭えないあなたを

迷路にはまり

出口を見いだせないあなたを

優しく寄り添い

優しく見守り





いつも

ここにいるからね





名もない橋の上から

優しく光るオレンジ色を

あなたに











こんな人たちを知っていた、こんな二人を。

彼らは愛し合っていた。彼らはとても若く、彼女はとても美しかった。男はみすぼらしく粗野な感じだった。

彼らは一緒にいれば何だって楽しかった。スーパーに行くだけのことがわくわくする冒険だった。

二人はくだらないことでもいつも笑っていた。男は彼女の笑顔が好きだった。

それ以外のことを彼らは気にしなかった。一緒にいることだけが彼らの望みだった。そして男はこの上なく彼女を愛していた。

そのうち彼女がお金の心配をするようになった。男はお金がないことに身を切られる思いだった。彼女を支えることに。

だが彼女のそばを離れて働くことにますます男の心は乱れた。

男が仕事から帰ると彼女がいないことを。約束した迎えもないことを。静まり返った部屋の中。

男は彼女を責め、彼女はそれを被せるように男を責めた。

そしてある晩のこと、彼女から妊娠していることを告げられる。思いもよらないことだった。

男は彼女のために家庭を築くことに一生懸命になった。

だが事態はおかしくなった。彼女の様子が変わり始め、周囲のことすべてに苛立ち、何にでも腹を立てた。

男は出会った頃の二人を取り戻そうと必死に努力をした。

彼女は逃げる夢を男に話した。何もかも投げ捨て逃げることだけが望みだと。夜、ハイウェイを裸足で逃げる夢を。そして実際に彼女は裸足で走り抜け、男はあとを追い続けた。

男は彼女が子供のように駄々をこねるさまを、どうあがいても無理だと悟り決心した。彼女に促され家を出ることを。

彼女はただ静かに眠りたかった。男もただ静かに眠りたかった。

男は帰る家もなく暗闇を走り続けた。ただひたすらに日が昇るまで。そして暗闇とともにまた走り続けた。

落ち着きを取り戻した男は気づいた。もっと早く彼女の異変に気づくべきだったことを。眠らない彼女を見過ごさずに…


Ry Cooder のボトルネック・ギターが静かに響き渡り、優しく包み





桜の花が咲く頃
日の光りを
憩いの場を
緩やかに吹き抜ける風とともに
あなたのもとに


『おやすみ』











静まり返った

雨上がりの夜

霧深く行く手を遮る





見上げる空

微かな輝き

和かな光りを灯し





肌で感じる

緩やかな夜

いつも優しく





今日のあなたに

新たな明日に



『おめでとう』

そして

『おやすみ』






I'm Swayin' In The Air-SN3S0205.jpg
I'm Swayin' In The Air-SN3S0193.jpg
I'm Swayin' In The Air-SN3S0191.jpg