なんか固いエントリばっかりになってますが、たぶん仕事のストレスのはけ口になってるのでご容赦を。
インターネットの普及により、書籍なんか買わなくてもネット上に氾濫する情報で知識を満たすことが可能になっています。でも、それらは文章としてのパワーは低い、と思います。
その理由がタイトルの、編集の力と言うやつです。
文章と言うものは何度も推敲し、磨くことで魅力を増していきます。しかし個人の力では限界があります。さらにブログでは書きっぱなしが許されるため、書きなぐりのものが多く文章力はさらに落ちていきます。無論、自分の物も含め。
それはコメントや読者と言う存在で磨いていくことは可能です。それはある意味、インターネットと言うメディアの最大の魅力でもあるわけですから。
しかしそこに書き手でも読み手ではない第三者の編集が介在することで、文章の魅力を引き出されることはあります。書き手はどうしても自分の文章の力を信じてしまいますし、読み手は自身の嗜好に沿った指摘しかできません。
ところが編集は多くの読み手に読んでもらうために、どのようにすればよいのかを考えてくれます。編集万歳とは言いませんが、この作業をしてくれる編集さんとの二人三脚の作業は何気に楽しいものです。
最近、漫画の世界で編集と書き手のトラブルがネット上のニュースに取り上げられていますが、編集の方が自身が携わってる魅力的な仕事の価値に気がついてないんじゃないかと思います。編集なくして、書き手の魅力を磨くことは不可能なのですから。
↓編集と漫画家のある意味理想系?
バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)
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大場 つぐみ
集英社
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