2022年5月に購入した中古のレッツノートは、私の機種は
CF-RZ4DFATS
という型番で、いわゆるCF-RZ4で、
2015年夏モデル、思いっきり法人モデル(中古にありがち。でもだから中古で安く買える)、ただ、OSはWindows10にアップグレード?されていて、
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2015/06/jn150602-2/jn150602-2.html
SIMが挿さる機種です。
(ネット上の説明書では「ワイヤレスWAN」と書かれている。「Xi」「mopera U」など、懐かしい呼称がいっぱい。 (^^; ちなみに中古購入で送られてくるのは、本体(バッテリーはさすがについてる)とACアダプターだけです。)
(※中古レッツノートを買った経緯や所感は別記事予定。)

レッツノートの取説によれば、ドコモの標準サイズSIMが対応と判明。

もちろんテザリングや家Wi-Fi、公衆無線LANとかでもいいんですが、せっかくある機能だし、もし屋外でテザリングのSSIDをうまくつかまなかったら、今どきネットにつながらないPCなんて文鎮に近いわけでして。
一方で、そういうネット最後の手段が必要なシーンも多くはないので、できるだけ安く、それでもそもそもギガ残量とかで悩みたくないので、多少低速でもいいから(300kpbsとかはイヤ)通信容量無制限のものはないだろうか、とネットで見ていたところ、
昔使ったことのあるmineoが(結局格安SIMの速度クオリティにいらついてやめましたが。昔当時ね)、1.5Mbps実質使い放題の「マイそく」というサービスを今はやっているようで、
https://mineo.jp/special/mysoku/
月額990円というのは悪くないんじゃないだろうか、ダメだったらやめればいいし(契約事務手数料はかかっちゃうけど)、と思い、契約申込しました。

◆契約の前には!、Amazon等で、「エントリーパッケージ」のようなものを購入するのをお忘れなく。契約事務手数料がほぼ無料になります。

申込から数日くらいで、SIMが届きました。(A4くらいの封筒)
SIM自体は当然ですがいつものよくある名刺サイズのプラのカードに、外せるような切り込みのあるタイプ。
誤ってnanoSIMにしてしまわないよう(アダプターも個人的には持っていますが、推奨はされていないと思うので)慎重に標準サイズで切り取り。(慎重にといいつつハサミを使うでもなくいつものように指だけではずしましたけど。)

レッツノートの取説に沿って、SIMを挿入。だいたいいつもの感じの機構=押し込んで一度目はバネで引っかかって戻ってこない、外したい時はもう一度押し込むとバネで押し出される、というやつで、無事に装着できたようでした。

PCを起動してみて、会社で使ってるPCと同様にタスクバー右下のネットワークのアイコンを押すと出てくる「携帯ネットワーク」をオンにしてみます。
電波が……出てこない??? 
Windowsの「設定」の「ネットワークとインターネット」を見ますと、「携帯電話」のところに「詳細オプション」というのがあり、そこに「APN設定」でAPNを追加できるようになっており、mineoから送られてきた接続用情報を入力したら、1,2分くらい経過したら、電波マークがオンになりました! 

さっそく、fast.comで計測してみますと、最初、公称の1.5Mbpsを超えるスピードが出始めたため、これはお得なのか!?と思いましたが、その後なんらかの調整でもあるのでしょうか(^^;、結果的にきれいに1.5Mbpsという測定結果が出ました。

体感速度として、Gmailや、Googleドライブを使っている時に、特段の引っ掛かりなどは全く感じませんでした。
動画系については、youtubeは余裕で見れます。netflixも普通に見れました。Amazonプライムビデオはなぜかスタートまでが重かったですね…。なんででしょう…? でも、再生が開始されれば、特に止まることはなかったです。
ゲームはやらないのでわからないですが。(3Dゲームとかだと既にこの7年落ちレッツノートの性能側に依存して、ネットどうこうでなくもたないような気がしますが。)

驚いたのは、東海道・山陽新幹線の乗車・高速移動中でも快適に(というとさすがに語弊があるかもですが)通信できて、新幹線側のフリーWi-Fiはトンネルの中ではほぼ通信途絶するのに対し、mineoのマイそくはトンネルの中でも必死で通信してくれて、まるでトンネルの中にいるとは思えないほどです。
もちろん、最大1.5Mbpsですので、できることには限界はあると思いますが、思ったよりはるかに善戦しているというか、月990円でこんなに広範囲に通信できてしまうのってすごくないですか?と思います。(速度を追い求める人は大手キャリアで通信すればいいわけですが、それでも新幹線の中だと2~3Mbps程度だったりすることもありますので、mineo大健闘です。

しかも、12時台の速度制限(32kbps)がかかるのは平日だけのようで、土日は制限ないのはありがたいことで。

なお、mineoにつきましては、2022/6/5現在で、6か月間、990円が660円になるキャンペーンが開催されており、対象がなぜかデュアルタイプ(通話有り)契約者のみで、シングルタイプ(データのみ)契約者がないがしろにされる意味が分からないですが(お客様センターに意見送りましたが「貴重な意見ありがとうございます」といういつもの紋切り型の決まり文句なむなしい回答でした)、6カ月も330円違うと、440円でSIM変更したとしても、お得なので、やろうと思っています。
https://mineo.jp/campaign/cp-20220603/
マイそくは、シングルタイプもデュアルタイプも同じ月額990円なので、結局のところデュアルタイプにしておいた方がお得です。(マイそくからマイピタに切り替えた際に、デュアルタイプとシングルタイプで月額料金等が異なるので、その点は頭に入れておく必要はあります。)

以上、「mineoのマイそくSIMが、中古の2015年のレッツノートで使えたよ」というお話でした。