「285」ぼくの受験番号があった!
「あったね!すごい!合格だねー!!」
お母さんは興奮している。
もちろん、ぼくも嬉しかったけれどなんだか恥ずかしくて
ガッツポーズをしたり、飛び跳ねたりはしなかった。
後ろを振り返ると日能研の先生がいた。
試験日の直前までぼくのことを心配して電話をくれた
社会のW先生と、日特の先生だ。
お母さんは泣きそうになりながら
「W先生ありがとうございます!!」
と先生に抱きついた。
日能研に受験番号を伝えていたから先生たちは
ぼくよりも早く合格したのを知っていたのかもしれないけれど、
合格したことを伝えるととても喜んでくれた。
2日の学校も合格していたことを伝えると
さらに喜んでくれた。
日特ではさいごまで2番目のクラスだったし
2日の学校の講座も受けなかったし
過去問もほとんど提出していなかったから心配してくれていたのだと思う。
日特の先生が「時間があったらインタビュー受けてよ」
と言うのでインタビューを受けることにした。
2日の学校近くで待っているお父さんに連絡をした。
お父さんとお母さんは事前に相談して
1日の学校が不合格だったら2日の学校にすぐ移動して
ぼくに合格証を受け取らせるつもりだったみたいだ。
2日の学校の合格証はお父さんが受け取ってくれることになった。
インタビューまでの時間に事務室で合格証を受け取った。
受験票に「合格」のスタンプを押してもらった。