なぜ日本人はキレるようになったのか?


小中学校の暴力6万件

6万件のうち、3万2445件(54%)は生徒間の暴力。

1万7329件(29%)が器物破損。

そして8129件(14%)が、なんと先生に対する暴力です。


自分が子どもだった頃のことを思い出してみてください。

日本の子どもたちはどうなってしまったのだろう……。


相手を傷つけたり、物を壊したりする子どもが非常に増えている。

正確に言うならば、子どもに限った話ではありません。

日々の犯罪のニュースを聞いていると、大人たちも含めて、

いわゆる「キレやすい」日本人が驚くほど増えているのです。


興味深いデータがあります。

心の起伏度を1〜5のランクで測定した心理テストです。

「5」は心が非常に穏やかで、やさしくて、明るく、協調性が保たれている状態です。

逆に「1」は、攻撃的で短絡的で感情的な状態を示します。

このテストによれば、昭和30〜40年代の日本人平均は「4.7」でした。

当時の日本人は、とても穏やかな心を持っていたのです。

ところが、現代の日本人に同じテストを実施すると、「2.7」にまで下がっているのです。

 

和食離れで日本人が失ったもの


穏やかだった日本人が、わずか50年の間にキレやすい民族に変わってしまった。

その理由が、和食離れにあると言ったら、どう思われるでしょうか? 

短絡的な意見のように聞こえるかもしれませんが、これは根拠のある話なのです。


戦後、日本人の肉や油の消費量が急激に増えたことはすでに述べましたが、

正反対に、大幅に減ってしまったものがあります。それがミネラルです。


土に多いミネラルといえば、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、燐、硫黄などがあります。

海に多いミネラルには、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、クロム、亜鉛などがあります。

ミネラルは、糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと並んで、人間に欠かすことのできない五大栄養素の一つですが、

そのミネラルの消費量が、戦後50年で4分の1にまで減ってしまったのです。


日本の水はミネラルが少ないですが、

かつての日本人は日常の食べ物の中からミネラルを大量に摂取していたのです。


昔から日本人が食べてきた和食の材料は、八種類しかありません。

一番目は、イモやゴボウなどの土の中にできる「根茎」です。

二番目は、白菜やほうれん草などの「菜っ葉」です。三番目は「青果」。

果物の他、トマトやキュウリなどのみずみずしい野菜のことです。

四番目は、自生する「山菜」の仲間。キノコもここに入ります。

五番目は「豆」です。六番目は「海藻」です。

七つ目は米や麦などの「穀物」。

そして、八番目が動物性タンパク質で、日本では「魚」が中心でした。


八種類のうち、「魚」以外はすべて植物です。

では、植物が何を食べているのかというと、各種のミネラルです。

植物の組織は繊維とミネラルでできています。

日本人は、菜食という食生活を習慣にすることによって、植物からたくさんのミネラルをいただいてきたのです。


文部科学省の調査で

小学生による暴力件数が、ここ7年で3倍にも増加している


ということが発表されました。


平成17年には2018件だったものが


平成26年の調査では、なんと10605件


少子化で子供の数は減ってきているのにも関わらず、この結果には驚くばかりです。


テレビで報道される恐ろしい事件も、未成年の子供の犯行であることが少なくありません。

なぜこんな子供のうちに、、、と胸が痛くなりますよね。

精神的な疾患があるわけでもない、普通の子供による事件。


そのような報道がある度に、耳にする「キレる」という言葉。


犯罪とまではいかなくとも、教育現場でも様々な問題が起こっています。


・少し注意されただけで、教師を蹴る

・テストの点数が悪く、自分への苛立ちから、いきなり前の席の同級生を殴る

・教師から注意を受けたストレスから、自分の腕を傷つける


これらはほんの一例ですが、


「キレる」理由も、ほんの些細なことがきっかけだったりします。


「我が子は大丈夫」

あなたはそう言い切れますか。


これから日本の社会を担っていく子供たち。

子育て中の方はもちろん、そうでない方にとっても決して他人ごとではないはずです。


私たち、大人ができることは何でしょうか。


「きちんと叱ることができない大人が増えてきているのではないか」

「子供に習い事などをさせすぎていて、自由な時間がなくストレスが多いのではないか」

「テレビやゲームの影響が大きいのではないか」


など、様々な理由が考えられるかと思いますが、


子供が「キレる」原因として、食生活の問題がある


ということは多くの専門家たちによって昔から指摘されていました。


<子供がキレる原因1>

砂糖の摂りすぎによる血糖値の乱高下


砂糖や人工甘味料が身体に悪いということが分かってはいても、

実際に「砂糖断ち」を実践できている方は少ないのではないでしょうか。


白砂糖が身体に与える影響については


・腸内環境の悪化

・アレルギー体質の原因

・血液の酸化や糖化

・ビタミン ミネラルを消費する

・ガンや生活習慣病の原因

・集中力、記憶力の低下

・イライラしやすく攻撃的になる

・肌荒れ

・シミやシワの原因

・疲れやすい

・冷えやすい

・免疫力の低下


など、これらはほんの一例で、挙げるときりがないほどです。


多くの子供が大好きな甘味料たっぷりのお菓子やジュース。


これらを摂取することで


→血糖値は急上昇し、

→インスリンが大量に分泌されます。

→その後血糖値は急下降。

→身体は再び血糖値を上げようとするため、また甘いものがほしくなる。


といった負のスパイラルにはまってしまいます。


白砂糖を大量に摂取する生活に慣れ、

こういった、血糖値が乱高下するような状態を繰り返していると、自律神経のバランスが乱れ


「落ち着きがない」

「イライラする」

「キレやすい」


といった状態が作られてしまうのです。


本当に辛いのは子供本人


悲しい

なんだかよく分からないけど

イライラする

疲れやすい

集中できないから授業も楽しくない


こんな状態、一番辛いのは子供本人ですよね。


<子供がキレる原因2>

加工食品やジャンクフードなどによる影響


ハム、ウインナーなどの加工食品、ラーメンやカレーなどのインスタントの食品、

ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフード、甘い菓子パンやジュースなど


これらの食品は、言うまでもありませんが、

ビタミンやミネラルなどの有用な栄養素が大きく不足しているだけでなく、

多くの科学的な添加物や、砂糖などの甘味料、精製された塩、トランス脂肪酸などの油(表記は植物油など)が含まれています。


こういった食品を日常的に摂取することは、身体の発育に悪影響を及ぼすだけではなく

「子供がキレやすくなる原因となり得る」ということを、多くの専門家が指摘しています。


理由は、大きく分けて以下の三点です。


1.加工食品やジャンクフードによってカルシウムが不足する。


ベーコン、ハムやウインナー、ベーコン、ちくわ、ハンバーガーのハンバーグ、スナック菓子などに含まれる

リン酸塩(Na) やリン酸ナトリウムをとり過ぎることで、カルシウムや鉄分の吸収が悪くなります。

さらに、加工食品に多く含まれる砂糖もまた、体内で分解する過程でカルシウムを消費してしまいます。


リン酸塩と砂糖の作用によって、カルシウムは消費され、吸収も阻害されてしまうわけですから

当然カルシウムは不足してしまいます。


カルシウムの不足は骨粗鬆症などの病気になりやすいというだけでなく、


・神経が過敏になりイライラしやすくなる

・体が十分に成長しない

・骨や歯が弱くなる


といった症状を引き起こします。


2.タール色素による影響


福神漬け、たくあん、たらこ、ハム、ウインナー、ジュースなど様々な加工食品に含まれる

着色料 赤色102号 黄色4号 黄色5号 赤色40号

イギリスでは、これらが使用されている食品に

「子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」と表示されているもまであります。


日本では「少量であれば問題ない」「身体への悪影響は認められていない」とされていて、

確かに食べて直ちに身体に問題があったという報告はありませんが、

限りなく黒に近いグレーゾーンの添加物であることが予想できます。


3.ビタミンB群の不足

ビタミンB群は「精神のビタミン」とも呼ばれていて、不足することで

イライラしたり、協調性を失ってしまったりすると言われています。


加工食品やジャンクフードでの食事ではビタミン、ミネラルを補うことはできません。


加えて、こういった食品のほとんどに含まれる砂糖などの甘味料を消化する過程で、ビタミンB群が消費されてしまいます。


これらの食品を使った食事が日常化することで

当然ビタミンB群の不足となり、キレやすくなるということに繋がります。


(家庭でできる本当の食育)


市販の安価なパン(菓子パンでなくとも食パンなども同様)や、

ラーメンやハムやウインナーなどの加工食品、

ハンバーガーやポテトなどのジャンクフード、甘いお菓子やジュース。


今、私たちの周りはこういった砂糖、トランス脂肪酸、食品添加物などが含まれる食品で溢れています。


大人がいくら気を付けていても、

子供たちが成長して手元から離れていったとき、

きちんと自分の身体のことを考え、賢く食品を選べるよう、教えていく必要があります。


それにはやはり、毎日の食事の中でしっかり味の違いが分かるようにしておくことです。


(味覚で伝えるということ)


今、酸味や苦味など、味が分からない子供たちが少なくないと言われています。


東京医科歯科大学のグループの調査では(2012年 埼玉県小学1年生から中学2年生までの計349人を対象とした調査)


「酸味」「塩み」「甘み」「苦み」の基本4種類の味覚について、

いずれかを認識できない子どもが30%にのぼったということです。


こういった味覚障害の原因として一番に考えられるのは

「亜鉛不足」ですが、

亜鉛は肉や魚、卵、大豆製品、ナッツ類、緑黄色野菜など多くの食品に含まれているので

家庭での料理を中心に生活していれば、あまり不足する心配のない栄養素でもあります。


しかしジャンクフードや加工食品に含まれる食品添加物には、

亜鉛の吸収を妨げてしまうものも少なくなく、そういった食品を日常的に食べることで、

亜鉛が不足し、味が分からなくなる可能性が高くなります。


ただ、本当に怖いのは砂糖や食品添加物を日常的に摂取することで、

舌がマヒしてしまい、食材本来の味が分からなくなってしまうことです。


ダシの素や、醤油風調味料、みりん風調味料、マヨネーズやケチャップやダシの素など。


安価な市販の調味料の多くには、

舌をマヒさせてしまう化学調味料や砂糖、精製塩などが含まれています。


外食が多くなく、家庭での食事が基本になっていたとしても、

こういった調味料を使った味に慣れてしまっていては子供たちの味覚を育てることはできません。


子供たちが将来、私たち大人の手元から巣立っていったとき

自分自身で「本当に安全」な食品を選択する力を養うために、

毎日の食事を通した「食育」というものが本当に大切になってきます。


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