酵素とミネラルと病気の関係
酵素は色々と話題になっていますが、
酵素だけ一生懸命に採っても、それだけではダメなんですね。
酵素が満足いく仕事をするには
ビタミンが必要になりますし、
ビタミンが満足いく仕事をするには
ミネラルがないと働けません。
ほぼすべての酵素の働きにミネラルが関係しています。
ところがこのミネラルというのがなかなか摂るのが大変で、
体内にわずか3%未満しかありません。
体の筋肉や骨を作っている元素は
酸素、水素、窒素、炭素、がほとんどで
水素(H) :60.3%
酸素(O) :25.5%
炭素(C) :10.5%
窒素(N) : 2.4%
これだけで98.7%になります。
後の残りが何かというと、ミネラルと言われるものなんです。
20世紀までは、あまりにも量が少なすぎて
ミネラルが体の中でどんな働きをしているのかが
よくわかっていませんでした。
ビタミンや酵素は大事なことはわかっていたのですが
ミネラルの正確な量も計測できていなかったんです。
それが21世紀に入り、ミネラル特に微量ミネラルと言われるものが
正確に測定できるようになり、
その働きがようやくわかるようになってきました。
ミネラルといえばカルシウムやカリウム、鉄などが思い浮かびます。
よくカルシウムを摂るために、牛乳を飲みましょうと言われます。
しかしカルシウムだけたくさんとっても
あまり意味がないんですね。
実際には70種類以上のミネラルが体内に必要だからです。
ミネラルは体の中で作れないものばかりです。
鉄や銅、亜鉛などは、完全に金属です。
たとえば・・・
ナトリウム(Na)
カルシウム(Ca)
カリウム(K)
塩素(Cl)
マグネシウム(Mg)
鉄(Fe)
亜鉛(Zn)
銅(Cu)
フッ素(F)
ヨウ素(I)
セレン(Se)
ケイ素(Si)
ホウ素(B)
ヒ素(As)
マンガン(Mn)
モリブデン(Mo)
コバルト(Co)
クロム(Cr)
バナジウム(V)
ニッケル(Ni)
カドミウム(Cd)
スズ(Sn)
鉛(Pb)
などなど・・・
このミネラルが不足することが
ほとんどの病気の原因である事がわかってきました。
ミネラル不足が
全ての病気の原因になっています。
ミネラルは酵素の働きのほぼ全てに必要で、
ミネラルがないと酵素が働けないのですから
酵素ばかりを摂ってもだめなんですね。
ビタミンだけでもダメなんですね。
酵素も、ビタミンも、そしてミネラルも全て必要です。
暑い夏になると、汗をすごくかきます。
暑い日はミネラルを摂りましょうと言われます。
それでミネラルウォーターなどを飲むわけですが
悲しいことに、ミネラルウォーターには
ほとんどミネラルが入っていません。
これは簡単な実験でわかります。
真水というのは電気を通しません。
水に電気が流れるのは、ミネラルが含まれているからで
ミネラルに電気が流れています。
それでコップにミネラルウォーターを入れて
コンセントからプラスとマイナスの電極をとって電球をつなげ
電極をミネラルウォーターを入れたコップに入れて電気を流します。
しかし電球は全くつかないんです。
ミネラルウォーターにはミネラルがほとんど入ってないからです。
それでサプリメントが必要になるのですが
70種類以上の超微量ミネラルが摂れるサプリメントを見つけるのは難しいです。
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