土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの。
日と夜、季節、星、太陽。
その移ろいを見れば、ひとより偉大な何かの存在を思わずにはいられない。
お年寄りと子供をはなしてはいけない。
彼らを引き離すことは、過去と未来を断つことと同じだ。
「Hear と Listen」、
「See と Look」、
「Say と Speark」、
お前は聞こえてはいるけど、聴いてはいない。
お前は見えてはいるけど、視えてはいない。
お前は話してはいるけど、本当の事は伝えていない。
蛙は自分の住んでいる池の水を飲み干したりしない。
教えは外側からではなく内側よりもたらされるもの。
インディアンについて知ろうとすることは、自分の心の中を旅することである。
愛は、死ぬ時に、あとに残していけるものなんだ。それくらい、力強いものなんだよ。
死などたいしたことではない。苦痛もたいしたことではない。
だが臆病風に吹かれることは万死に値する罪であり、これ以上の恥辱はない。
昨日のことで今日を消耗させてはならない。
神の名は無意味、世界にとってほんとうの神は愛なのだ。
泣くことを恐れるな。涙はこころの痛みを流し去ってくれるのだから。
私の子供たちよ、人生の道を歩んでいるときには、けっして他人を傷つけてはいけないし、悲しい思いをさせてもいけない。
反対に、おまえが他人を幸福にできるようなときには、いつでもそのようにしなさい。
笑顔が神聖なものであり、みんなと分け合うべきものであることをいかなるときも忘れてはならない。
インディアンに文字はいらない。
まことを伝える言葉は、ハートの奥深くまで沈んで、そこにとどまる。人は絶対にその言葉を忘れたりしない。
岩は偶然ここにあるのではない。木は偶然ここに立っているのではない。
そのすべてを造った者がいる。私たちにあらゆることを教えてくれる者が。
死は存在しない生きる世界が変わるだけだ。
与えれば与えるほど、良き事があなたには訪れる。
なにを為すのであれ、今から七世代後の子供たちへの影響を考慮して行われなくてはならない。
師は教えることでまた学んでいる。
感謝する理由がみつからなければ落ち度はあなた自身にある。
信じることが価値を生む。価値は考えを生む。考えは心の反応を生む。心の反応は態度を生む。態度は行動を生む。
話しすぎる人間は他人の想像力を侮辱している。
他の生きものたちのために、私たちが尊敬をあらわすとき、彼らもまた私たちへの尊敬でこたえる。
朝起きたら、太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに、感謝することだ。
どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、それは、おまえ自身の中に、罪がとぐろを巻いている証拠だ。
怒りは自分に盛る毒。
命とはなにか。それは、夜の闇にまたたくホタルのきらめき。
凍てつく冬の空気にバッファローの吐く白い息。草原を走りまわり日没とともに消えてしまう小さな影。
あなたが生まれたとき周りの人は笑って、あなたが泣いたでしょう。
だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って、周りの人が泣くような人生を送りなさい。