1.マグネシウム
マグネシウムは副腎にとってはエンジンのスパークプラグのようなもので、
副腎が作り出す各種ホルモンに必要な酵素とエネルギーにはマグネシウムが不可欠なミネラルです。
したがって副腎疲労症候群やストレスが続いているようなときには積極的に摂取するべきミネラルでもあります。
副腎でのマグネシウムはビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)、カルシウムがパートナーになりますから、
これらの成分もあわせて摂取してください。

2.カルシウム
カルシウムは副腎疲労症候群の原因にもなるストレス耐性を高めるためと、
神経の興奮状態を抑える働きを持ったミネラルです。

3.クエン酸
マグネシウムとカルシウムは、クエン酸と一緒に摂ると吸収率が上がります。

4.微量ミネラル
ご存知のように多くのミネラルはビタミンと異なり体内にはごく微量しか存在しませんが、
非常に多くの役割を担っています。
中でも副腎、下垂体、視床下部、腎臓、甲状腺などAFSに深く関わっている臓器では、
カルシウム、マグネシウムといったメジャーなミネラルだけでなく、
亜鉛、マンガン、セレニウム、モリブデン、クロミウム、銅、ヨードなどの微量ミネラルが重要な働きを担っています。
副腎疲労症候群または副腎の疲労、ストレスが続いていてこれらの微量ミネラルを摂取する場合には、
代謝および副腎やその他の関連組織臓器の働きを考えると夜の就寝前にクエン酸と一緒に摂取することがお勧めです。
微量ミネラルを選択するときに注意していただきたいのは、
鉱物性のミネラルですが、地中の鉱石や化石性物質から抽出されるために、
水銀、鉛、ヒ素といった重金属が含まれているものがありますので注意してください。
植物性のミネラルをお勧めします。


{F5E4ED3F-EC37-4AB1-BBDA-0F0F82CC234C}