電子部品の調達と部品表 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

プリント配線板には
多くの場合、電子部品が実装されて
初めて機器としての機能を発揮する。
逆に言えば、
電子部品が実装されていない状態では動作しない。

私の会社では、
創業当時から、
電子部品の調達及び実装サービスを請け負ってきた。
電子部品は、
ネットで容易に購入することができるが、
最低購入数量 (MOQ) の問題や納期の問題で、
調達に苦慮することが少なくない。
また
メーカーが生産を集約し、
生産中止によって調達が困難になる場合もある。

従って、
部品表には
極力、相当品の型名とメーカー名の記載を推奨する。
プリント配線板の製造は数日で対応が可能であるが、
部品の調達には、
長い場合は数ヶ月かかる。
流通在庫を購入する際には、
通常より割高な価格となる。

開発の際には、
電子部品の汎用性を想定することをお勧めする際に