プリント配線板の品質保証範囲〜実装部品の保証 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

プリント配線板を取り扱う企業であれば
経験をお持ちの諸兄もおられようが、
実装後にプリント配線板の不具合が顕在化した場合の
品質保証範囲については悩ましいところだ。

先日、コンサルティング業務を承った案件では、
実装後に不具合が顕在化したプリント配線板での
実装部品費用、実装費用の負担を求められた事象であった。

瑕疵担保責任を盾に
実装後に判明した問題にまで
製造企業の責任を追及する例は少なくないが、
受託企業側がそこまで責任を背負う必要は無い。
取引契約を締結していても、
実装作業費用、実装部品費用の負担の責任を
回避することは可能だ。
受託していない作業費用まで保証する必要は無い。

問題は、プリント配線板の製造と
実装を一貫して受託した場合だが、
契約を締結する際に留意する必要がある。

詳細は、コンサルティングにてご案内する。