頑丈な基板 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

日本国内で製造された基板は高い。


でも海外製は安いけど品質が心配・・・。


最近多い相談の類である。


私は、師匠から基板の不具合について


「内科的不具合」



「外科的」不具合」


という見方で基板の品質についての


薫陶を受けた。


内科、外科とは良くつけたもので、


外科的不具合は、


私にも簡単に判別できるが、


内科的不具合は、


完成した基板では


判別することはほぼ不可能である。


そこを判別するには、


現場を知ることである。


製造現場とは、


すなわち、自分の子供(生産品)


を育む場所であり、


充分に手をかけていないと


一人前と呼んでもらえず、


まっとうな製品にはならない。


神は細部に宿る。


ものづくりの現場を見ずに、


価格だけで判断してはいけない。


しかし、海外製品の全てが


日本国内の製品より劣っている訳ではなく、


中には、驚くほど頑丈に作られた


プリント配線板を生産するメーカーも存在する。


そのようなプリント配線板は、


車載用装置(機器)であったり


医療用装置(機器)であったり


工作用機械などで使用されている。


頑丈な基板はどこをチェックすればよいか?


続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ-実装彩科

8月20日のセミナーでお話したいと思っている。


プリント基板のことならEMS

8月20日 プリント配線板セミナーをします。

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