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表紙の感じからして(私の借りたものは違う表紙でしたが、こんなふうに4人の高校生が描かれたもの)、ティーンズ向けの印象を最初受けたのですが、、、
本当の意味での主人公は島の大人たちなのかなってくらい、大人にも響く作品でした!
4人の高校生が、島で起こる出来事を通して成長するストーリー。
理不尽な大人、大人なのに子供っぽい人、傷を抱える大人、いろんな「大人」が出てきます。
でもみんな悪い人ではないし、それぞれに事情を抱えて、いろいろと割り切ったりして。
テーマは、友情に感じました。
女同士の友情って、結構難しい気がする。
爽やかできらきらと、作り話だからではあるけれど、心が洗われる感じ。
あと、やっぱり辻村さんの恋愛描写がどストライクなことが多い(♥ω♥)
今作は、恋愛はメインテーマではないのですが、、、
急に「ぐはぁっ💘」って胸を射られる(笑)
「スロウハイツの神様」のヒロイン・環ちゃん、まさかのまたもや登場!
「光待つ場所へ」で出てきたときは、スロウハイツのヒール役が主人公の短編小説だったのでまだ意外性はなかったのですが、、、
今回びっくりして、ぞわぞわっと鳥肌が立ちました!!
光待つから更に大人になって(たぶん30半ば?)、尖っていた学生時代を客観的に見られるようになった環ちゃん。でも気の強さと嫌味っぽさは相変わらずでかわいいです(´ω`)
スロウハイツ当時の「大切な人」が、ずっと経った今でも「大切な人」。いいですね(u v u )
こちらの作品の4人とも、またいつの日かどこかの作品で再会できたらいいなぁ💭
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