※タイトルの通り明るい内容ではないですし、場合によっては生々しく不快な気分にさせてしまうかもしれませんのでご注意ください。
2月某日、KLC基準でグレードAの凍結胚盤胞を移植しました。
今回の記事は子宮外妊娠の疑いが出た日の記録です。
前回の記事
BT19 胎嚢確認のため受診
この日の朝、妊娠検査薬で逆転現象が起きていたため、おそらく胎嚢は確認できるだろうと踏んで受診しました。
KLCでは胎嚢確認日に採血をし、
結果が良好なら内診→診察
よくなければ内診なしで診察
という流れになると聞いていたので(判定日時点ですでに良好ならそもそもこの日に採血はないみたいです)、採血後に内診室に呼ばれたのでまずは一安心。
…と思ったのですが。
内診
なんだかおかしい。
子宮の中に何もない。時間をかけて診てもらっても何もない。
思わず「胎嚢ないですか?」と聞いてしまう。「そうですね、他の先生にも診てもらいましょう」と
別の先生を呼び、待ってる間にhcgを聞いたところ「1700」とのこと。前もって、hcgがこのくらいの値なら継続率〇%というのは調べていて2500あれば20%でまあ及第点かな、とも思っていたので、このあたりから覚悟ができてきていました。
別の先生に診てもらってもやはり何もなく。
ただ、別のところに何やら黒い丸があり、それがどうやら卵巣の近くのようでなんだか怪しいということで内診は終わりました。
診察
8:00採血 hcg1740
子宮内に胎嚢はないしhcgの高さ的に正常妊娠はありえないとのこと
この時の言い方がちょっと気に障ったというか、ショックを受けている最中のことだったのでちゃんとした文言はもう覚えていないのですが「子宮外妊娠っぽいですね、大きい病院で診てもらった方がいいんじゃないですか?」というような、突き放すような物言いというか、別の病院行ってもいいんじゃない?というまるで自分で決めれば?という他人事みたいな言い方をされ、初めてKLCに不信感を抱きました…。子宮外妊娠って放っておいたら危険なんじゃないの…?と。
まあ言い方のニュアンス・受け取り方はともかく、病院を紹介してもらえることになったのですが、ここでもまたなんだかなあという出来事が。
居住地がKLCのある東京都ではなく隣県でしたので、家の近くの病院にしてもらいたいという話をしたところ「土地勘がないので自分で調べてください」とまた突き放す物言い…。ただこれについては私が無知なだけで病院同士の紹介はそういうもんなんだ!ということかもしれませんが。
KLCから家までは最大2時間くらいかかるということを伝えると、その間に破裂する恐れもあるからと東京の病院をお勧めされたので、近所の病院もよくわからないしお任せすることに。
ここでいったん診察室から退室し待つことになりました。
そして1時間半が経過…
地元に帰るまでに破裂する恐れがあるから地元じゃなくて東京の病院探してもらってるのに、この時間あれば地元帰れたんだけど・・!と待たされていることのイライラと(すみません)、破裂したら命の危機という恐れとでもう半ばパニック状態になって受付の方に半泣きで問い合わせてしまいました。
そこから数分後ようやくまた診察室へ呼ばれました。
…まさかの地元の病院を紹介されることになりました。
・いくつも東京の病院に問い合わせたけどどこもすぐ受け入れられない(だから時間かかっていたみたいでしたすみません)
・自宅にいて何かあって救急車呼ぶときに近所の病院が事情を知っていた方がいいと問い合わせた東京の病院から言われたっぽい
・地元の病院が運よく当日受け入れOKだった
ということで紹介状を書いてもらい、当日中にその病院を受診するように言われました。当日緊急手術になるかもしれないので飲食禁止を言い渡されました。
この紹介状を書いてもらうのにもひと悶着あり、破裂したら命の危機があるという割にはなかなか時間がかかりまたもや受付に問い合わせてしまいました。
体感長く感じましたが実質40分ほどで紹介状をもらい(それでも長いような…)急いで地元へ戻りました。
夫にも連絡をし地元の病院で待ち合わせをしました。
以降、地元の病院をA病院とします。
A病院へ
すでにKLCから話が通っていたので割とすぐに診察してもらえました。
移植からこれまでの経緯を聞かれたので簡単に説明しエコーすることに。
・hcgの数値的には胎嚢が見えてもいいが子宮内に胎嚢はない
・5w3d相当にしてはhcgが低い
・右側の卵管当たりに怪しい影がある
以上のことから、
・おそらく右卵管にある影が胎嚢である可能性は高い
・が、子宮内に実は胎嚢がある可能性も捨てきれない(この時点で子宮外妊娠とは断定できない)
・なのでまず明日、子宮内の吸引手術を行う(日帰り手術)
・あさっての朝にhcgを測り、下がっていたら吸引手術で取り除けたということになり流産となる
・しかしhcgが横ばいもしくは増加していたら子宮内に胎嚢はなかった→子宮外妊娠が確定となるので、しあさってに入院をし腹腔鏡手術で卵管(おそらく)を取り除く
という流れになりました。
とりあえず明日子宮内吸引手術、ということで診察の後はあわただしく採血、心電図、X線などの術前検査をし、その日は帰宅しました。
破裂する可能性があるので何かあればすぐ病院へ連絡すること、入院の準備をしておくこと、とのことでした。
本当なら胎嚢を確認するはずの日でした。
胎嚢が確認できたらその足で伊藤病院に行って「妊娠5週になったら来てと言われたので来ました~」と報告するつもりでした。
9回目の移植ともなればもちろん順風満帆に行くとは思えず、もしかしたらまだ胎嚢が見えないかも、hcgがそこまで上がってないかも、などとは考えてはいました。
まさか子宮外妊娠をしていたとは思いもしませんでした。
「子宮外妊娠」というものがあることは知っていましたし、ただそれは1%という低確率なので(後から知ったのですが体外受精の場合は5%のようです)、自分の身に降りかかるとは思いもよりませんでした。
だけど同時に、うまくいかなかったということに対してはやっぱりな、と思う自分がいました。
判定日にhcgが一桁だったのも。
ずっと赤黒いおりものが続いていたのも。
心のどこかできっとうまくいかないだろうなと思っていたんでしょう、内診して胎嚢が見えなかったとき悲しいという気持ちよりも真っ先に「やっぱりな」と思いました。
なのでこの日、よほど落ち込むかと思えばそんなことはなく、今思うといろんなことが起こりすぎてメンタルがおかしくなっていたんだと思います、帰宅してから夫とこれからのスケジュールとか、もし入院になったら何を準備しなきゃとかいろいろ相談し、だけど今回残念な結果になったことはあえてどちらからとも触れませんでした。
そしてこの日の夜、私は一睡もできませんでした。
興奮状態だったんだと思います。
寝れないことがひどくつらく悲しくなりベッドの中で泣いてしまいましたが、この時点ではまだ今回移植がうまくいかなかったことが理由では泣けていませんでした。
人生で一番いろんなことが一気に起きた日でした。
次はこの翌日、子宮内吸引手術の日のことを書きます。