タイトル通りです。僕は少年院に居たことがあります。
一昨年の12月に退院していま現在普通に社会生活しています。
何をしたかというのは詳しくは言えないですが、性犯罪で、誰かをひどく傷つけたということ。
犯罪の中でも性犯罪というのは最も重いと言っても差し支えないくらい被害者を傷つけるものです。心の殺人と言われてます。
それを僕はしました。なんでそれをブログで書くかというと、犯罪者の気持ちや被害者がどうなるのか、世の中に表立って出てくる情報とは確実に齟齬があること、色々と思うところがあって、誰かの目につくところで知ってもらえたらなと思ってのことです。
気持ち悪いなと思ったり、不愉快なら読まないことをおすすめします。所詮犯罪者ですし、罵られても仕方ないです。
一度に全て書くのは長くなるので、今回は適当な経緯と、思った点についてつらづら書いておきます。
僕は夏の終わりころ、性犯罪を犯しました。事後にとてつもなく後悔して被害者の女性に「ごめんなさい」と
必死にLINEを送っていました。アホですよね、誰にも言わなければバレないとか、自首した方が良いのかとか、いろんなことを考えては何も行動せず3ヶ月が経ち、警察に捕まりました。朝6時、母親が泣きながら起こしに来たのを覚えてます。
もう警察が来ることが分かりきってたので、何の感情も湧きませんでした。「あぁ、捕まったんだなぁ」なんてぼや〜っと考えてた。本当にアホです。
警察に捕まると、まず留置場に10日ほど入って、家庭裁判所に書類が送られ、収容されていた僕は少年鑑別所に入りました。
そこでは毎日課題を出され、できる範囲で答えては運動や読書をし、1ヶ月から2ヶ月過ごします。ここで沢山本を読みました。
被害者について、毎日のように考え、自分の保身ばっかりを考えては、自己嫌悪。その繰り返しです。
傷ついた人のことを考えると死にたくなりましたし、こんな人を傷つける自分なんて死んだ方がいいって、いまでも思います。
実際死んだ方が良いのかも。
2ヶ月くらい経つと、家庭裁判所から審判が下り、処分が決まります。僕は少年院送致でした。
少年院での生活については書くのは省きます。とてもじゃないけど書ききれないので、また次の機会にでも勝手に書きたいと思います。
けれど伝えたいことがあって、少年院で働いていた職員(法務教官)は本当に本当に素晴らしい大人の人達で、人生で初めて尊敬する大人達でした。誠実で、情熱があった。
でも人によって少年院によって温度差はあり、落胆するような大人も居ました。
少年院は11ヶ月間収容されて、期間が伸びたりしなければ11ヶ月経った月に仮退院します。
仮退院すると保護観察となり、20歳までも間月に2回、保護司という人と面接して、近況報告します。
僕の過ごしてきた日々はこんなものですが、とても簡単に書いたので、詳しく書けばもっともっと長くなります。さすがに読むのが面倒になると思ったので、だいぶ省きました。
少し僕の昔の話をします。
僕は幼い頃、小学二年生の頃まで母親から虐待されていました。理由は僕がトイレで大便をすることができなかったから。
なぜかできなかったんです、それで母親から殴られ蹴られ、家を閉め出され。今思い出せば本当に辛かった。
でも僕の家は母子家庭だったので、僕はいつも母親にくっついて歩いて居ました。小学二年生の頃、やっと普通にトイレに
行くことができるようになって、そうして虐待も終わりました。
その環境だったせいとは言わないですが、僕は内気で人の気持ちを考えない、ワガママな子に育ちます。母親が虐待が終わってすぐに甘やかし始めたんですね。それもあって本当に自分勝手に育ちました。
その延長線上に、僕の性犯罪があります。と僕は思っています。
何も虐待がそうさせるのではなくて、自分の尊厳を無理に守る必要が無いと教えられなかった人は、そうやって非人道的なことに手を出すんだと思います。このこともまたいつか書きます。
何を書いても僕が人を傷付けて、一生消えない傷を作って、その罪を背負って生きて行くのは変わりません。
いっそのこと死にたいといつも思っては、大事に思ってくれる家族や、理解してくれている友人を思い出します。
そうやってなんとか更生していこうと生きています。
以上です。
ついでに書くと、性犯罪を犯した人は少年院で特別なプログラムを受けます。
J-COMPASSという名前で、ごく最近できた、総費用何億というお金をかけて作られたプログラムです。
認知行動療法、マインドフルネス、被害者理解、色々なものが組み込まれていて、性犯罪を犯した人を更生させる為の要素がほぼ全て入っています。これを受けましたが、今だに僕の中には性衝動があります。
それくらい性犯罪とは簡単には立ち直れるものではなく、周りの協力無しには更生できないのです。
そうやって加害者も苦しみ、被害者が居るからと黙って耐えて居る現状が、僕以外にも沢山あります。
同情してほしいとかそんなんじゃなく、ただ知っててほしい。それだけです。
また書きます。
読んでくれてありがとうございました。