最近オーディオ技術者気取りが多くてヤフオクもメルカリもハードオフも整備済みよりジャンクの方が信用できるとか色々書いてきた(全く書いてへんやん)オーディオの事もいよいよアウト周りに突入しました。オーディオ理論やの電気理論やのに関しては全く気にしてないけども。まぁでもスピーカーとアンプのインピーダンスと信号線と電源ケーブルの干渉だけは気をつけてるかな。


さてメインというか1番それっぽいJBL4312。

左側は、な、なんとどう考えても頭がおかしいSUNOCOのオイルの空きドラム缶の上に木っ端を置いてKISSのバンダナを敷いての高さ合わせ。右はキャブやのミニカーやのごちゃごちゃ置いてる棚の上。数万円の専用スタンドなんかが売られてみんな焦点が〜低音ガーなどと言っていることは全く無視の1000円のカッコいいというだけの理由のドラム缶スタンド。以外と音は悪くないし見た目も大変よろしい。グラグラもせんしこんなもんやろ。


そんで続いては同じくJBL4612

まぁこれは各種楽器演奏時のモニターも兼ねているのとこの辺の音足りへんなぁ言うてゴロゴロ転がして行けるようになってるからステレオもへったくれもなくライブ盤なんかの上手にギター下手にベースなんて小細工してるやつは上にギター下にベースとなかなか変なことになるシステム。でもスタックして台車に乗せてベルトで留めてるってだけでカッチョよろしいので良しとする。





これは超お気に入りのBOSEのお父さん802+息子達101MMGって感じのセッティング。可愛ない?これ?お父さんと長男と次男。出来た時めっちゃ嬉しかってんけど。801も101もモノラル結線してるのでまぁあっちゃこっちゃに音が広がる感じやねんけど音は良くも悪くもBOSE的な音。賛否両論ありまっしゃろな。でも自分は押しの強めなボーカルとかちょいと強制的な低音の出方とか嫌いじゃないかな。もう一本は4312の隣に立ってあっちゃ向いてるかな。


ガレージのこれまでと逆サイドにあるBOSEの中くらい。一時期喫茶店とかの大きめの天吊りスピーカーといえば301MMその後発でカラオケとかでもちょいちょい見かけた301AVM

これは非純正のブラケットで壁付けにしてるんやけどネットがガレージドアの振動に弱いのか時々ポロんと落ちてきよるので今どないか固定できへんかなぁって考え中。音はBOSEの中くらいのそれ。奥の方に101MMも壁付けでおるな。こいつはアンプも1706でもうそれはそれは色んな展示会で聴くBOSE音そのもの。101も賛否両論やけどどんな状況でどんな設置でもだいたいBGM+マイクなら卒なくこなすあたりがええんちゃうかな。


次は……

もうこれは設置もクソもなくただ梁にのっけてバンドで括ってあるというまさに見た目だけでいかにBOSEのマークを見せるかに重きを置いたAWCS。こいつは本気出すとガレージが共振するので近所迷惑スペシャルと命名されてほぼボリュームを上げられることはなくまさに見た目通りの無用の長物となっております。でもこんなスピーカー他に無いよな。


と思いきや次のスピーカーも意味がわからない。

1個しかないけどこう見えてステレオ入力のJVC GB-10ステレオ入力ゆうて、無指向型ゆうて、それこそ耳どないなんねんってもう心のゆとりがとてもある人用のスピーカーで、こんなもんブランデーをちょっぴり入れた紅茶を飲んでる貴婦人の部屋のスピーカーやろ。音もパンチはあんまり無いかな。低音があんまりというか。まぁのんびりソファーに座りながら聴く分にはええかな。なんとなくSHAKATAKとかその辺のレコードをダラダラかな。シャカシャカだけに。あかんあかん。恥ずい。


あ、ソファーといえばBOSEの501Zがあった。

501と101の聴き比べというより単管パイプの名前はかん太とクソダサいものの見た目はカッコいいジョイントを見た時にこれはイケてる!ってトラス吊り金具を使いたくて組んだコーナー。それこそ指向性もクソもないけどモニターとしては優秀かな。あれ?501もう1セットあったのにどこ行ったかな?中学生頃のオシャレ都会マンションとかええなぁと思って気になってて一時期アホみたいな値段で売ってて買ったんやけど。と思ったらコレ書いてるリビングの隙間にあったわ。

すっかり忘れてた。


あとは

もうオジイに初めて買ってもらって以来PAの時期も含めて好きすぎて集めまくった101を各所に点在させてる。時々比較用のJBL Control1とかSOLID MONITORも紛れ込んでるけど。


一時期はどれを鳴らしても結局おんなじやんシステムを作ってみたり


カーオーディオの余りと組み合わせてラジカセ?化してみたり。


まだ倉庫にはこんなもんも有るんやけど置く場所が無い!絶対かっこええのに。

結局はアメリカンなスピーカーが好きなんやろなぁ。基本的に黒いやつ。正直音より格好やなぁ。特に101とか802とかのプラスチッキーな感じとかJBLの業務用モニター的な感じとか。エレクトロボイスSX300、tourXとかもPA用で持ってるけどやっぱりそんな感じかな。木目が綺麗なやつはあんまり好みじゃないし、そこからドスーンって音が鳴ったとしても俺は違うなぁってなるんやろな。

すっかり1番初めに戻るけど、結局のところオーディオって自己満足の世界で、1番に音質を持って来てる人はとにかく音質なんかもしれへんけど自分はそうじゃなくてほとんどはカッコいい見た目とか動きとか設置の仕方みたいな見た目の部分でその満足感が音というか脳みそに作用してる。こんなカッコいい、イカついシステムで、デカい音で、見た目から好きなアーティストのレコードのジャケットをドーンと置いてキラーンと光ったレコードプレーヤーがぐるぐる、インジケーターがぴこぴこして、カッチョいい車ドーンと置いてよ、そら音も気分もええわしてって話。お金持ちはドーンと金使って200万のアンプに200万のスピーカー凄いやろ!って言えばきっとええ音やねんって。自分のケーブルもちょうどええ長さで切ってお気に入りのコネクターを何千本も作った経験でチャチャっとハンダ付けしたからええ音なわけで、お金持ちがクソほどぶっといどない取り回すねんってスピーカーケーブルで聴いてるのもきっと音がええのよ。その人は。ビンテージのワイヤーとかね。車やったら発火すんぞ。それを横からあーだこーだ言うてもあかんあかんや。だって俺、違う人が作ったケーブル中開けて見るもん。結局は自分が作ったって信頼感やねん。あとRCAのコネクターって基本ダサいの多いしな。あと狭くてスリーブ同士がくっつくのが嫌やな。まぁそれはどうでもええか。

そもそも初めに言うたけど耳があかんわな。自分の場合視覚に頼らんと。トータルの満足度というか。そこは金額とかでもええんやろうけど。

後輩に後継がして現職に変わって十数年経つとやっぱりチューニングもヘッタクソになってるし今時チェックワンツーでやらんでもデジタルでチャチャっとの時代やろうし。スピーカーのフラットのチューニングがヘッタクソになってるのにええ音もないよなぁ。マジで音と理論だけでオーディオやってる人って音聞けてるんかな?そこは思うな。元々耳を使って商売してたから思うんやけど耳と感覚、凄い歳とるで。そもそも好みも変わるしな。慣れたりとか。人間の耳なんて適当なもんで、ちょっとオーディオ齧ってるとの事のおっちゃんに真空管のアンプぼんやり光らせたやつをスイッチオンにして4312で音鳴らしたら「やっぱり真空管はいい感じの柔らかさやなぁ」って言うてたわ。繋がってんのトランジスタやぞ。「その真空管何にも繋がってまへんがな」っては言われへんくて「おっしゃるとおりでごさいます」って顔しといたけどな。俺優しいからな。おっちゃんも満足気やったしな。あとそもそもレインボーのグラハムボネットの柔らかい歌声ってなんやねん。柔らかいのは服装やろ。髪の毛はパリッとしてるやろけど。という事でおっちゃんは耳が適当なんか自分の「音は見た目」の証明をしてくれたのか、ただのシッタカなんかはわからんけど結局は、そういう事だろ。ジャカジャンや。

これからは「音が良い」論争は辞めましょう。「音の満足度が高い」これ。これ平和。知らん知らん!そんな理論とか、数値とか!騙されてるとか昔の方が良かったとか!「満足度」それは心よ。耳じゃないの。考えるんじゃないの、聴くんじゃないの、感じるの。ドント シンク フィールよ。ブルースリーに頭はたかれるで。ようわからんな。

という事でオーディオ編は長々と5部構成になりましたがようやく終わり。まぁ概ねガレージのオーディオに満足してるし、ここまで言うといていつもはラジカセ+soundburgerでローラブラニガンを聴いているとは言えずにいつかやるラジカセ編に続く。