ロコモティブシンドローム。
サルコペニア。
フレイル。

聞き慣れないと言うか、
以前には
世間に広まっていなかった
身体の状態を

示す言葉です。

これらの予防、
対抗する手段として、
運動習慣や
トレーニングがありましたが、
近年はトレーニングと
別の手段も
挙げられるようになりました。

テクノロジーの進化によって
登場したものです。

マッスルスーツ。
パワードスーツ。
テレイグジスタンス。

マッスルスーツ、
パワードスーツは、
身体に装着します。

関節の負担を減らし、
モーター駆動や
空気圧によって
筋力を補う、
部分的に
ロボットの一部を
装着するような
サポートアイテム、
マシーンです。

スーツタイプは
SFで思い当たるような感じで、
身に着けるものなので
ああ、あんな感じかな?
と分かりやすいと思いますが、
テレイグジスタンスとなると
聞いただけでは
全く想像出来ませんでした。

身体サポートにおける
テレイグジスタンスは、
バーチャルリアリティ・
拡張現実の技術を用いた
遠隔ロボット操作による
作業等のことです。

遠隔カメラなどは
テレイグジスタンスの
ベースとなるものです。

そこに行かなくても
カメラがある場所の
様子が見られます。

遠隔カメラが送り込められれば
深海や宇宙空間などでも
離れた所に居ながら
見られます。

テレイグジスタンスでは
カメラのように
遠隔操作出来る
ロボットを送り込みます。

実際にその場所に行かなくても
その場所にある
ロボットを操作して
作業が出来ます。

テレイグジスタンスの
紹介例では、
目的の場所のロボットに
アクセスすれば、
沖縄の自宅に居ても
都内のコンビニで
働くことが出来る
と言うようなことでした。

カメラ、センサー、
そして通信技術の発達により
この遠隔操作ロボットでの
テレイグジスタンスも
実用化に大きく進展しています。

カメラ・映像技術・VRや
センサーの小型化・進化も
大きいと言われています。

テレイグジスタンスロボットでは
ロボットの手で、
物を持った時の
重さや微妙な揺れ、温度までも
遠く離れた場所に居る
操作している人に
センサーを通して
伝わるようになっています。

その重さや揺れを
操作する人が感じて、
この場所に置くと危ない
と言うような判断の
参考に出来ます。

人の手首から先は
実に細かく、
様々なことが出来ます。

この手首から先で
様々な動きが出来ることが
人間と他の動物の
最も違う機能です。

いままでのロボットでも
単純な物の運搬は出来ました。

むしろ得意分野です。

このダンボールをここから
あそこの棚に運んで
置くといったことです。

しかしその先の
ダンボールの梱包を開ける、
梱包の中身を出して陳列する
と言う動きは、
ロボットには
かなり難しい動きだったのです。

箱の中身が
硬いものの場合と
柔らかいものの場合、
これだけでも
ロボットで対応するには、
硬いもの用と
柔らかいもの用が別々に
必要であったりします。

また
揺れに対応することも
かなり難しい。

そういった繊細な動きを
全てロボットにさせるのではなく、
ロボットのセンサーを通じて
操作する人間に伝えて、
人間が判断します。

ロボットには
操作する人の動きが
連動していますから、
遠隔地で
操作する人が
判断した動きをします。

VRカメラで
ロボットが見ているものが
操作する人に伝わりますから、
対象物を見て、
重さや硬さ揺れ具合などが、
自分が知っている物であれば
持って、置くだけです。

その物が
どれだけ重いか?
硬いか?
揺れるのか?
操作する人が
知らない物であれば、
ロボットが持った時に
その情報が伝わってくるので、
それで判断することが出来ます。

自分が持ってみて
判断するのと同じことですね。

そして実際の作業は
ロボットがやっていますから、
操作する人の
身体への負担が
かなり減ります。

陳列作業で
かがんだりする動きはしなければ
ならないと思いますが、
実際に持った者の重さが
自分の筋肉に
かかるわけではないですから。

これがテレイグジスタンスロボットの
作業になります。

マッスルスーツなどは
数年前から展示会などでも
見られましたし、
いまでは販売もされています。

テレイグジスタンスロボットは
ローソンで
実証実験を行うと聞いていたので、
見られるのなら
見たみたいと思ったまま、
コロナ禍で
その後を追っていなかったのですが、
ファミマでも
実証を行っているようです。

しかし
バックヤードの作業で
実証を行っているとのことで
動いている所を
見られる訳ではなさそうですね。

新型コロナウィルス
感染予防や体調に気をつけて、
いっしょに頑張りましょう。

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