新型コロナウィルス COVID-19 の影響で
外出を控える
と言う人がかなり多くなってきました。
「出掛けたくないんだけど、
仕方ないからと家族に言って出て来た」
と言われた事も···。
外出を控えると、
活動量·運動量が減ります。
活動量が減ることは、
カロリー消費が稼げないこともありますが、
筋力·筋肉量の減少に繋がることも
要注意です。
新型コロナウィルスの感染拡大が、
どれぐらい拡大しているのか分からなく、
用心と様子見ですね。
明らかな体調不良が無くても
感染している、
無症状感染が確認されているので、
防ぐ目安が難しい···。
(この発症していない状態でも、
他の人への感染力はあると考えられています)。
また無症状だと、
自分が感染しているのかどうかの
見極めも難しく、
ここが悩ましい所です。
そのため、
明らかな症状
(高熱·ひどい咳)が無くても、
風邪のような症状でも、
念のため人に接触しないようにしてほしい
と呼び掛けられています。
感染しないように、
感染を広めないようにするには
外出を控えることになります。
外出を控えていると、
出掛けないことがラクで
それに慣れてしまうと
次に出掛けた時にしんどくなり、
出掛けなくなる。
↓
筋肉が減る。
↓
筋肉が減って、動くのがしんどくなる。
↓
活動がまた減る。
↓
筋肉がもっと減る。
この悪循環が起こってきます。
筋肉を減らさないようにするには
やはり筋トレ。
自宅で出来るトレーニングで
筋肉を使いましょう。
トレーニングと言えば
ムキムキになるためにやるものでしょう?
のイメージはいまだに根強いのですが、
日常生活を活動的に過ごすことにも
筋力トレーニングの有効性は確認されています。
自分の行きたい所に行く。
これだけでも
筋肉は刺激されています。
それが無くなると···。
運動やトレーニングをしていない人は、
普段動いている分が無くなるだけで
筋肉の刺激が減ってしまいます。
年を取ると
1日活動しなければ、
筋量は減っていると考えてよいと思います。
通常立っている姿勢を保つことだけでも
G(重力加速度)がかかります。
広く知られている重力は、
宇宙空間では微少重力で、
そのため自重を支える負担が少なく、
宇宙での滞在期間が長くなるほど
筋力も衰えてしまいます。
約1Gの重力加速度がかかっている
この地球上であっても、
ゴロゴロしたり、寝た姿勢が続けば
立っている状態よりも筋肉への負担が少なく、
筋力は使われず、
筋肉の仕事量は少ない状態です。
動かなければ動かないほど
筋力は弱まり、筋肉量も減っていきます。
この活動が少ない(筋肉の仕事量が少ない)
状態が続けば、
宇宙での滞在期間が
長くなっていることと同様だ
と思ってもらえれば。
宇宙では滞在が長くなるほど、
筋肉への刺激も課題となり、
様々な方法を試みています。
そうしないと、
筋力·筋肉が減ったカラダでは
地球に帰還してからの1Gに
耐えられなくなるからです。
活動が少なくなる場合も同じで、
活動する時のためにしっかり備えて
この1G下であっても、
筋力·筋量低下防止を考えていきましょう。
自宅で場所も取らずに、
かつ有効な運動が筋トレです。
新型コロナウィルスや
寒さ、冷えに気をつけて、
ダイエット·トレーニング
いっしょに頑張りましょう。